「ロイヤルアッシャーって、どのくらいのランクなの?」「高級ブランドなの?それとも普通?」婚約指輪や結婚指輪を検討する際、多くの方がこのような疑問を持つことでしょう。ロイヤルアッシャーは世界三大カッターズブランドの一つとして知られていますが、具体的にどのようなランク付けがされているのか、他のジュエリーブランドと比較してどの位置にあるのかを知りたい方も多いのではないでしょうか。

この記事では、ロイヤルアッシャーのブランドとしての格付け、評価の高さの理由、他の有名ブランドとの比較、そして実際の評判について詳しく解説します。「恥ずかしい」「ダサい」といった噂の真相も明らかにしつつ、エリザベス女王やセレブが愛用する理由、結婚指輪として選ぶ際のポイントまで網羅的にお伝えします。
記事のポイント!
- ロイヤルアッシャーがジュエリーブランドの格付けでどの位置にあるのか
- ロイヤルアッシャーが高評価を得ている理由と歴史的背景
- ティファニーやラザールダイヤモンドなど他ブランドとの違いと比較
- 実際の評判と、「恥ずかしい」「ダサい」といった噂の真相
ロイヤルアッシャー ランクとは?ジュエリーブランドの格付けにおける位置づけ
- ロイヤルアッシャーは世界三大カッターズブランドの一つとして最高評価を得ている
- ロイヤルアッシャーがオランダ王室から「ロイヤル」の称号を授与された由緒ある理由
- ジュエリーブランドの格付けにおいてロイヤルアッシャーは第二グループ(A)に位置する
- 世界最大のダイヤモンド原石「カリナン」のカット成功がロイヤルアッシャーの評価を高めた
- 近年ではジュエリーブランドの新基準でもロイヤルアッシャーは高位にランク付けされている
- ロイヤルアッシャーの白く高貴な輝きを生み出す卓越した技術力がランクを支えている
ロイヤルアッシャーは世界三大カッターズブランドの一つとして最高評価を得ている
ロイヤルアッシャーは、「世界三大カッターズブランド」の一つとして広く認知されています。カッターズブランドとは、ダイヤモンドの原石選びから磨き上げ、カッティングまでを全て自社で行うブランドのことを指します。この三大カッターズブランドには、オランダのロイヤルアッシャー、アメリカのラザールダイヤモンド、イギリス(オランダ起源)のモニッケンダムが含まれています。
これらのブランドは、ダイヤモンドのカット技術において世界最高峰とされており、特にロイヤルアッシャーは1854年の創業以来、約170年にわたってダイヤモンドカットの技術を追求し続けてきました。一般的なジュエリーブランドは既にカットされたダイヤモンドを仕入れてジュエリーを製作しますが、ロイヤルアッシャーはダイヤモンドの原石からカットまでを全て自社で行う点が大きな特徴です。
ジュエリー業界では、ブランドの格付けにおいて様々な基準が存在しますが、ダイヤモンドのカット技術に関しては、ロイヤルアッシャーは間違いなく最高ランクに位置しています。特に白く上品な輝きを生み出す技術は他の追随を許さず、その品質の高さから世界中のセレブや王室からも愛されています。
ロイヤルアッシャーの評価の高さは、単にブランドの知名度だけでなく、実際の技術力や品質に裏打ちされたものです。ダイヤモンドの「4C」(カラット、カラー、クラリティ、カット)に加え、独自の厳格な基準を設けており、その徹底した品質管理がブランドの高い評価を支えています。
世界三大カッターズブランドの中でも、ロイヤルアッシャーは特に「白く高貴な輝き」に特化しており、ヨーロッパで伝統的に好まれてきた上品な輝きを追求しています。この特徴的な輝きは、ブライダルジュエリーとして特に人気があり、純白のウェディングドレスに映える美しさが多くの花嫁から支持されている理由の一つです。
ロイヤルアッシャーがオランダ王室から「ロイヤル」の称号を授与された由緒ある理由
ロイヤルアッシャーが「ロイヤル」という称号を名乗ることができるのには、重要な歴史的背景があります。この称号は、オランダ王室から直接授けられた特別なものであり、ジュエリー業界でこの称号を与えられたのはロイヤルアッシャーのみという稀有な存在なのです。
1980年、オランダのユリアナ女王からロイヤルアッシャーの創業者の子孫であるジョセフ・アッシャーに「ロイヤル」の称号が授与されました。さらに2011年には再びこの称号が与えられ、ダイヤモンドカット技術のリーディングカンパニーとしての地位が改めて認められました。オランダでは「ロイヤル」という言葉は非常に格式が高く、その業界を代表する企業にのみ王室から授与される特別な称号です。
この称号授与の背景には、ロイヤルアッシャーが世界最大のダイヤモンド原石「カリナン」(3,106カラット)のカットに成功したという偉業があります。1908年に3代目ジョセフ・アッシャーがこの巨大なダイヤモンド原石から9個の大きなダイヤモンドと94個の小さなダイヤモンドを生み出し、そのうち最も大きな「カリナン1世」は英国王室の王笏に、2番目に大きな「カリナン2世」は英国王冠の中央に飾られています。
この歴史的な成功により、ロイヤルアッシャーは単なるジュエリーブランドではなく、ダイヤモンドカット技術の革新者として世界的に認められました。また、1902年には「アッシャーカット」という革新的なカット技術を開発し、現在でも「エメラルドカット」として知られる正方形のカットの原型となりました。
このように、ロイヤルアッシャーが「ロイヤル」の称号を授けられたのは、単なる商業的な成功ではなく、ダイヤモンド業界への多大な貢献と卓越した技術力が認められたからです。この称号は、ブランドのランクを示す重要な指標の一つであり、ロイヤルアッシャーがジュエリー業界において最高位に位置することを象徴しています。
ジュエリーブランドの格付けにおいてロイヤルアッシャーは第二グループ(A)に位置する
ジュエリー業界における一般的な格付けでは、ロイヤルアッシャーは第二グループ(A)に位置づけられることが多いようです。これは特に日本のインターネット上で見られる格付け情報によるものです。第一グループ(特A)にはグラフ、ハリーウィンストン、メレリオ・ディ・メレー、ヴァンクリーフ&アーペル、ブシュロン、ショーメ、モーブッサンなどの超高級ブランドが位置し、第二グループ(A)にはティファニー、ブルガリ、カルティエなどの海外メジャーブランドと共に、ロイヤルアッシャーなどのカッターズブランドが含まれています。
この格付けは主に価格帯やブランドイメージに基づいたものであり、ロイヤルアッシャーは値引きのない高級ブランドとして認識されています。ただし、この格付けは必ずしも品質やカット技術の優劣を示すものではありません。実際、ダイヤモンドのカット技術に関しては、ロイヤルアッシャーは世界最高峰の評価を受けており、その点では第一グループに匹敵する価値を持っています。
興味深いことに、近年の新しいジュエリーブランド格付けの基準では、ロイヤルアッシャーが第二グループから上位にランクアップしている例も見られます。これは、ダイヤモンドの品質やカット技術の重要性が再評価されていることを示しています。特に「リングの教科書」などのWEBメディアによる新基準では、トルコウスキー(エクセルコダイヤモンド)も含めた世界のカッターズブランドが高く評価されています。
ロイヤルアッシャーの価格帯は、婚約指輪で25〜40万円前後、結婚指輪で10〜30万円台が中心となっています。これは第一グループのブランドに比べると手頃な価格設定であり、高品質なダイヤモンドを比較的リーズナブルに手に入れられるという魅力があります。この価格と品質のバランスの良さが、多くの人々にロイヤルアッシャーを選ばせる理由の一つでしょう。
一方で、知名度という点では、ティファニーやカルティエなどのブランドに比べるとやや劣る面もあります。しかし、これはロイヤルアッシャーが広告宣伝に多くの費用をかけず、その分を品質向上に投資しているためとも考えられます。結果として、知る人ぞ知る高品質ブランドとして、ジュエリーに詳しい人々からの評価は非常に高いのです。
世界最大のダイヤモンド原石「カリナン」のカット成功がロイヤルアッシャーの評価を高めた

ロイヤルアッシャーの評価を飛躍的に高めた出来事として、世界最大のダイヤモンド原石「カリナン」のカットに成功したことが挙げられます。1908年、3代目ジョセフ・アッシャーは3,106カラットという途方もない大きさのこの原石に挑み、見事にカットを成功させました。精密な機械もない当時、職人の技術だけを頼りにこの偉業を成し遂げたことは、ダイヤモンド業界に大きな衝撃を与えました。
カリナンからは9個の大きなダイヤモンドと94個の小さなダイヤモンドが生み出されました。最大のものは「カリナン1世」として知られ、英国王室の王笏に使用されています。また2番目に大きな「カリナン2世」は英国王冠の中央に飾られており、エリザベス女王も戴冠式で身につけていました。これらの宝石は現在も英国王室の至宝として大切に保管されており、ロイヤルアッシャーの歴史を物語る重要な証拠となっています。
実はカリナン以前にも、ロイヤルアッシャーは1903年に当時の世界最大のダイヤモンド原石「エクセルシオー」(995.2カラット)のカットにも成功しています。このように、最も困難とされる巨大ダイヤモンドのカットに次々と成功したことは、ロイヤルアッシャーの技術力の高さを世界に証明することとなりました。
これらの偉業があったからこそ、ロイヤルアッシャーは単なるジュエリーブランドを超えた存在として認識されるようになりました。特に王室や首脳陣などからの信頼は厚く、オランダ・アムステルダムにあるロイヤルアッシャーの本社には「ゴールデンブック」と呼ばれる来賓者名簿が保管されており、そこには世界各国の王室や首脳など、名だたる国賓の署名が記されています。
カリナンのカット成功は、ロイヤルアッシャーが「ロイヤル」の称号を授けられる大きな要因となり、その結果としてブランドの格付けにおいても高い評価を得ることになりました。現在でもこの歴史的功績は広く知られており、ロイヤルアッシャーのダイヤモンドを選ぶ際の重要な判断材料となっています。
近年ではジュエリーブランドの新基準でもロイヤルアッシャーは高位にランク付けされている
近年、ジュエリー業界の格付け基準は大きく変化しつつあります。従来の価格帯やブランドイメージだけでなく、ダイヤモンドの品質やカット技術、サステナビリティへの取り組みなど、より多角的な視点での評価が重視されるようになってきました。この新しい基準においても、ロイヤルアッシャーは高い評価を獲得しています。
例えば、「リングの教科書」などのWEBメディアによる新しいジュエリーブランド格付けでは、ロイヤルアッシャーはティファニーやカルティエ、ブルガリなどの世界的に有名なブランドと同等の「第二グループ(A)」に位置づけられています。さらに一部の格付けでは、ロイヤルアッシャーを含むカッターズブランドが、その技術力の高さから特別なカテゴリーとして評価されるケースも増えています。
特筆すべきは、ロイヤルアッシャーがダイヤモンドの品質とエシカルな調達に対して強いこだわりを持っていることです。同社は「キンバリープロセス」と呼ばれるダイヤモンドの国際認証制度を遵守しており、紛争地域から産出された「コンフリクトダイヤモンド」を一切使用していません。また、環境に配慮した採掘方法や労働条件にも厳格な基準を設けており、これらの取り組みは現代の消費者にとって重要な選択基準となっています。
ロイヤルアッシャーのダイヤモンドは、外部の鑑定機関であるHRD(ダイヤモンド・ハイ・カウンシル)またはG.I.A.(米国宝石学会)による厳格なグレーディングを受けており、その後さらに自社でのグレーディングも実施されます。このダブルチェック体制により、品質の高さが保証されているのです。
この徹底した品質管理と、長年にわたって培われてきた信頼性は、新しい格付け基準において高く評価される要素となっています。特に若い世代を中心に、ブランド名だけでなく本質的な価値を求める傾向が強まる中、ロイヤルアッシャーのような本物の技術力を持つブランドの評価は今後もさらに高まっていくことが予想されます。
ロイヤルアッシャーの白く高貴な輝きを生み出す卓越した技術力がランクを支えている
ロイヤルアッシャーが高いランクを維持し続けている最大の理由は、他のブランドとは一線を画す独自のダイヤモンドカット技術にあります。特に「白く高貴な輝き」を生み出す技術は、ロイヤルアッシャーの最大の特徴であり強みとなっています。
ダイヤモンドの輝きには「白い光のブリリアンス」「虹色の光のディスパージョン(ファイヤ)」「ファセットによってきらめくシンチレーション」の3つの要素がありますが、ロイヤルアッシャーは特に「ブリリアンス」の引き出し方において圧倒的な技術力を発揮しています。このブリリアンスは、ヨーロッパで伝統的に好まれてきた白く高貴な輝きであり、純白のウェディングドレスを連想させる上品さが特徴です。
この輝きを実現するために、ロイヤルアッシャーは原石選びから最終的な磨き上げまで、徹底したこだわりを持っています。良質な原石の条件として「透明性が高く超微細なインクルージョン(内包物)が含まれていないこと」「ダイヤモンドの結晶にゆがみがなく、八面体の形であること」「ダイヤモンドのくすみをもたらすグレイみ・ブラウンみがないこと」「白く濁った輝きの要因となる強い蛍光性がないこと」といった厳格な基準を設けています。
さらに、ロイヤルアッシャーのダイヤモンドカットの特徴として、優れたシンメトリー(対称性)が挙げられます。相対するファセット(面)の位置と角度が合わせ鏡のような関係にあることで、取り込んだ光を内部で均等に反射させ、全体的に余すことなく輝きを生み出します。また、ダイヤモンドの表面を「ダブルポリッシュ」と呼ばれる技法で丹念に磨き上げることで、光の乱反射を防ぎ、最高の輝きを引き出しています。
ロイヤルアッシャーが開発した代表的なカット方法には、1902年に開発された「アッシャーカット」や、2000年に発表された74面体の「ロイヤル・アッシャー・カット」があります。特に74面体のカットは、ブランドのレジェンドを象徴する「カリナンI世」「カリナンII世」と同等のものであり、強い輝き、精緻な光の美しさ、シャープなフォルムを持ち、高い透明感と気品を備えています。
このように、ロイヤルアッシャーのランクを支えているのは派手な宣伝やマーケティングではなく、創業以来170年近くにわたって磨き上げてきた本物の技術力です。その結果として生み出される白く高貴な輝きは、一生に一度の特別な指輪にふさわしい価値を持っているのです。

ロイヤルアッシャー ランクと他ブランドとの比較・評判
- ロイヤルアッシャーとティファニーの比較ではデザイン性と価格帯に大きな違いがある
- ロイヤルアッシャーとラザールダイヤモンドはどっちも三大カッターズだが輝きのタイプが異なる
- ロイヤルアッシャーを選んだ人が後悔するという声もあるが実際の評判は極めて高い
- ロイヤルアッシャーが「ダサい」「恥ずかしい」と言われる誤解とその真実
- エリザベス女王やニッキー・ヒルトンなど著名人・セレブに愛されるロイヤルアッシャー
- SNSでの評判からみるロイヤルアッシャーの実際のイメージは上品で高級感がある
- 結婚指輪としてロイヤルアッシャーを選ぶ際のデザインとカスタマイズの選択肢
ロイヤルアッシャーとティファニーの比較ではデザイン性と価格帯に大きな違いがある
ロイヤルアッシャーとティファニーは、どちらも高品質なジュエリーブランドとして知られていますが、その特徴や強みには大きな違いがあります。まずデザイン性において、ティファニーは「ティファニーセッティング」をはじめとする象徴的なデザインで世界的な知名度を誇っています。一方のロイヤルアッシャーは、シンプルながらもダイヤモンドの輝きを最大限に引き出すデザインが特徴で、特に「クラウン」モチーフのデザインが人気です。
価格帯にも顕著な違いがあります。ティファニーの婚約指輪は一般的に20万円台から購入できますが、人気の価格帯は40万円以上とされています。対してロイヤルアッシャーの婚約指輪は25〜40万円前後が中心価格帯であり、同等の品質のダイヤモンドならティファニーよりもやや手頃な価格で購入できる場合があります。
アフターサービスについても両者には違いがあります。ティファニーでは婚約指輪のサイズ直しは無料ですが、結婚指輪など他のリングは有料となっています。一方、ロイヤルアッシャーでは購入後3年以内であれば、初回のサイズ直しまたは仕上げ直しのどちらかを無料で受けることができます。
ブランドカラーも異なり、ティファニーは「ティファニーブルー」として知られる鮮やかな水色が象徴的ですが、ロイヤルアッシャーはロイヤルブルーを基調としたより落ち着いた色合いを採用しています。この違いはブランドイメージにも反映されており、ティファニーはより現代的で華やかな印象がある一方、ロイヤルアッシャーはより伝統的で格式高い印象を与えます。
店舗展開にも大きな違いがあります。ティファニーは全国に65店舗以上を展開し、多くの人が直接店舗で商品を見ることができます。一方のロイヤルアッシャーは直営店が銀座に1店舗のみで、他は百貨店や正規取扱店での販売となっています。このような違いから、ティファニーはより多くの人に知られる「メジャー」なブランドである一方、ロイヤルアッシャーは「知る人ぞ知る」高級ブランドという位置づけになっているのかもしれません。
ロイヤルアッシャーとラザールダイヤモンドはどっちも三大カッターズだが輝きのタイプが異なる
ロイヤルアッシャーとラザールダイヤモンドは、共に世界三大カッターズブランドに数えられる名門ですが、それぞれが追求する輝きには明確な違いがあります。この違いは、単なる好みの問題ではなく、ブランドの哲学や歴史に根ざしたものなのです。
ロイヤルアッシャーが追求するのは「白く高貴な輝き(ブリリアンス)」です。これはヨーロッパで伝統的に好まれてきた輝きのタイプで、純白のウェディングドレスを連想させる上品さが特徴です。オランダ発祥のブランドらしく、欧州の伝統的な美意識が反映されています。テーブル面(ダイヤモンドの上面)を通常よりも広めにとることで、このブリリアンスを強調しています。
一方、ラザールダイヤモンドが得意とするのは「虹色の華やかな輝き(ファイヤー/ディスパージョン)」です。アメリカ発祥のブランドならではの、より現代的で華やかな美しさを追求しています。ラザールダイヤモンド独自のカット技法「アイディアルメイク」は、特にこの虹色の輝きを最大限に引き出すように設計されています。
これらの違いは国や文化の違いも反映しています。ロイヤルアッシャーはオランダで1854年に創業され、ヨーロッパの王室とも深い関わりを持っています。一方のラザールダイヤモンドは1903年にベルギーで創業し、その後アメリカに移って発展しました。そのため、ロイヤルアッシャーがより伝統的で格式高いイメージを持つのに対し、ラザールダイヤモンドはより現代的でモダンなイメージを持っています。
カット技術の特徴も異なります。ロイヤルアッシャーは「ロイヤル・アッシャー・カット」という74面体のカットを得意とし、シャープなフォルムと透明感を追求しています。一方、ラザールダイヤモンドの「アイディアルメイク」は、数学的に計算された理想的なプロポーションによって、光の屈折と反射を最大化することを目指しています。
どちらが優れているかという問いには明確な答えはなく、あくまで好みの問題です。白く上品な輝きを好む人にはロイヤルアッシャー、虹色の華やかな輝きを好む人にはラザールダイヤモンドが向いているでしょう。また、予算面ではラザールダイヤモンドの結婚指輪が9〜50万円台であるのに対し、ロイヤルアッシャーは10〜30万円台と、若干ロイヤルアッシャーの方がリーズナブルな傾向があります。
ロイヤルアッシャーを選んだ人が後悔するという声もあるが実際の評判は極めて高い
インターネット上では「ロイヤルアッシャー 後悔」という検索ワードが表示されることがあり、このブランドを選んだことを後悔している人がいるのではないかと不安に思う方もいるかもしれません。しかし、実際にはこのような否定的な検索候補が表示されるのは、ほとんどの有名ブランドに共通して見られる現象です。
検索エンジンは検索回数の多いワードを候補に表示する仕組みになっているため、「大切な婚約指輪・結婚指輪選びで失敗したくない」という気持ちから、念のために「後悔」などのネガティブなワードと組み合わせて検索する人が多いことが原因と考えられます。つまり、ネガティブなワードが検索候補に表示されるからといって、そのブランドに問題があるわけではないのです。
Ringraphなどの口コミサイトに寄せられたロイヤルアッシャーの評価を見ると、実際の評判は極めて高いことがわかります。805件の口コミによる満足度平均は4.4(5点満点)という高評価を獲得しています。特に「ダイヤモンドの品質の高さ」「白く上品な輝き」「デザインの豊富さ」などが高く評価されています。
実際の購入者からは「ダイヤモンドのカッターズブランドということで、ダイヤモンドの品質が良いと思います。またデザインも豊富にあり、旦那人にも似合う品物が見つかると思います」「歴史あるブランドで、品質管理が徹底しており、アフターサービスも充実しています」「世界3大カッターズブランドで、ダイヤモンドに確かな技術があります」といった肯定的なコメントが多く寄せられています。
もちろん、どんなブランドにも向き不向きはあります。ロイヤルアッシャーの場合、「ブランドにステータス感を求める人」や「派手な輝きや個性的なデザインを求める人」には物足りなく感じる可能性があります。ただ、これはブランドの欠点というよりは、ブランドの特色と自分の好みが合わないというだけの話でしょう。
SNS上の投稿を見ると、「結婚指輪はロイヤルアッシャーかな」「めちゃくちゃに可愛い一目惚れした指輪選ばせてくれてありがとう🥹💕」「見るだけで幸せです」といった前向きな声が多く見られます。このような実際の所有者の声からも、ロイヤルアッシャーを選んで後悔している人はごく少数であることがうかがえます。
ロイヤルアッシャーが「ダサい」「恥ずかしい」と言われる誤解とその真実
「ロイヤルアッシャーはダサい」「恥ずかしい」という意見を目にすることがありますが、これらは多くの場合、誤解や偏見に基づくものです。ネット上の一部の批判的な声だけを見て判断するのではなく、その背景や実態を理解することが重要です。
「ダサい」「恥ずかしい」といった評価が生まれる主な理由として、ロイヤルアッシャーが「王道なデザインが多い」という点が挙げられます。確かに、同ブランドはシンプルで洗練されたデザインを多く展開しており、極端に個性的なデザインは少ない傾向にあります。しかし、これは「ダサい」のではなく、むしろ時代を超えて愛される普遍的な美しさを追求しているからです。婚約指輪や結婚指輪は一生ものであり、10年、20年後も飽きずに着けられるデザインであることが重要です。
また、「もっと有名なブランドがいい」という価値観からの批判もあるかもしれません。ロイヤルアッシャーは、ティファニーやカルティエのようなメガブランドに比べると日本での知名度はやや劣ります。しかし、知名度の低さは必ずしも品質の低さを意味するわけではなく、むしろ「知る人ぞ知る高級ブランド」としての希少性を持っているとも言えます。実際、ダイヤモンドの品質やカット技術に関しては、ロイヤルアッシャーは世界最高峰の評価を受けています。
「路面店が少ない」という点も批判の一因かもしれません。ロイヤルアッシャーの直営店は東京・銀座に1店舗のみで、他は主に百貨店での取り扱いとなっています。このため、「一生物のアイテムなのに購入までの空間や時間を楽しめない」と感じる人もいるかもしれません。しかし、これには出店費用を抑えることで商品価格を抑える効果もあり、コストパフォーマンスの高さにつながっている側面もあります。
「日本人に寄り添った高級ブランド」として、シンプルながらも洗練された美しさを持つロイヤルアッシャーの指輪は、着け心地の良さにも定評があります。特に日常的に着用する結婚指輪では、着け心地は非常に重要な要素です。
結局のところ、「ダサい」「恥ずかしい」といった評価は主観的なものであり、何を重視するかは個人の価値観によります。大切なのは、自分自身が本当に気に入ったデザインと品質の指輪を選ぶことであり、他人の目や一般的な評価に振り回されないことでしょう。ロイヤルアッシャーの真価は、その歴史と技術に裏打ちされた本物の品質にあるのです。
エリザベス女王やニッキー・ヒルトンなど著名人・セレブに愛されるロイヤルアッシャー

ロイヤルアッシャーは、その卓越した品質と高貴な輝きから、世界中の著名人やセレブリティに愛されてきました。特に王室との関わりは深く、エリザベス女王もロイヤルアッシャーのジュエリーを身につけていたことで知られています。
エリザベス女王がロイヤルアッシャーのジュエリーを身につけた有名な事例として、「グラニーズ・チップス」と呼ばれるブローチの着用が挙げられます。このブローチは、世界最大のダイヤモンド原石「カリナン」からカットされたダイヤモンドを使用したもので、エリザベス女王は1958年にオランダのアッシャー社を訪問した際にこのブローチを身につけていました。このエピソードは、ロイヤルアッシャーと英国王室の深い関係を象徴しています。
また、セレブリティの中では、元祖セレブ姉妹の代表格であるニッキー・ヒルトンが、ロイヤルアッシャーの婚約指輪を着けていることでも知られています。ニッキーは世界の大富豪ロスチャイルド家の御曹司で銀行家のジェームズ・ロスチャイルドと婚約した2014年に、推定6〜8カラットのロイヤルアッシャーカットのダイヤモンドリングを贈られたといいます。このように、ファッションリーダーとして知られるセレブリティがロイヤルアッシャーを選んでいることは、同ブランドのステータスの高さを物語っています。
ロイヤルアッシャーの魅力は、単なる見た目の華やかさだけではありません。その本質的な価値、つまりダイヤモンドの品質とカット技術の高さが、真の価値を理解する著名人たちに評価されているのです。特にロイヤルアッシャーカットの美しさは、洗練された目を持つ人々を魅了してきました。
また、オランダ・アムステルダムにあるロイヤルアッシャーの本社には「ゴールデンブック」と呼ばれる来賓者名簿が保管されており、そこには世界各国の王室や首脳など、名だたる国賓の署名が記されています。これらの名だたる人々がロイヤルアッシャーを訪れていることからも、同ブランドの国際的な評価の高さが伺えます。
このように、ロイヤルアッシャーは単なるジュエリーブランドではなく、世界の著名人やセレブリティに認められた存在です。一般消費者にとっても、そうした人々と同じ品質の指輪を手に入れられることは、大きな魅力と言えるでしょう。
SNSでの評判からみるロイヤルアッシャーの実際のイメージは上品で高級感がある
SNSでのユーザーの声を見ることで、ロイヤルアッシャーの実際のイメージがどのようなものかを知ることができます。Twitterなどのプラットフォームでは、ロイヤルアッシャーの指輪を購入した人々からの投稿が多く見られ、その多くが肯定的な内容となっています。
例えば、Twitterではこのような投稿が見られます:「結婚指輪受け取ってきた💍✨ハーフエタニティで決めていたので、ダイヤの質>ブランド、かつイギリスが好きなので英国王室にゆかりのあるロイヤルアッシャーにしました。入籍までお預けだけど早く着けたいなぁ💕」このような投稿からは、ブランドのステータスよりもダイヤモンドの品質を重視している方がロイヤルアッシャーを選んでいることがわかります。
また別の投稿では:「めちゃくちゃに可愛い一目惚れした指輪選ばせてくれてありがとう🥹💕ロイヤルアッシャーのどこからみても可愛いデザインも角がない質感もブランドも最強に全部お気に入り」といった声も見られます。こうした投稿からは、デザイン、着け心地、ブランド価値の全てにおいて満足している様子が伺えます。
さらに:「本日プロポーズされました💍1回彼氏がケース逆さまにパカッとしてしもて爆笑しましたwww(中略)一緒に選んだロイヤルアッシャーの指輪♥️見てるだけで幸せです🤭」といった喜びの声も。このような投稿からは、ロイヤルアッシャーの指輪が特別な瞬間に彩りを添えている様子が伝わってきます。
これらのSNS投稿に共通しているのは、ロイヤルアッシャーに対する「上品さ」「高級感」「品質の高さ」へのリスペクトです。特に「どこからみても可愛い」という表現からは、360度どの角度から見ても美しく輝くロイヤルアッシャーのダイヤモンドの特徴を捉えていることが分かります。
RingraphなどのWEB口コミサイトでも「ダイヤモンドの輝きが素晴らしいです。他のブランドのダイヤも見ましたが、レベルが違いました。どこから見てもキラキラしており、こんなダイヤがあるのかと驚いたのを覚えています。」といった評価や、「世界三大ダイヤモンドブランドと言われるだけあって、ダイヤの輝きがしっかりしていて見惚れてしまいました」といった口コミが見られます。
これらの実際のユーザーの声を総合すると、ロイヤルアッシャーの実際のイメージは「上品で高級感があり、本物の品質を持ったブランド」だと言えるでしょう。SNS上での高評価は、単なるマーケティングや宣伝ではなく、実際の所有者による本物の満足の声を反映しているのです。
結婚指輪としてロイヤルアッシャーを選ぶ際のデザインとカスタマイズの選択肢
ロイヤルアッシャーでは、結婚指輪として様々なデザインとカスタマイズの選択肢が用意されています。自分たちの好みやライフスタイルに合った指輪を選ぶことができるのは、同ブランドの大きな魅力の一つです。
ロイヤルアッシャーの結婚指輪で特に人気が高いのは以下のようなデザインです:
- WRB076クラウン:装飾を極力抑えた王道デザインは丸みのあるアームが着け心地の良い、シンプルなストレートラインのリング。斜めに入ったメレダイヤモンドが美しく輝きます。
- WRB069クラウン:指をすっきりと見せてくれるストレートに近いV字のフォルム。洗練された流麗なラインがシャープで上品な印象を与えてくれます。
- WRB036:ダイヤモンドを一粒配し、シンプルさを強調したマリッジリングのスタンダードデザイン。リングの内側は丹念に磨かれ、抜群のフィット感を実現しています。
また、ロイヤルアッシャーの結婚指輪は、セレクトオーダー・マリッジリングとして、「リングの幅」「ダイヤモンドの数」「素材(マテリアル)」「仕上げ」の項目を自由にカスタムしてオリジナルのマリッジリングを作成することも可能です。その組み合わせはなんと180通りにも及び、内側に刻印を入れることで、おふたりだけの世界にひとつの指輪を作ることができます。
素材選びも重要なポイントです。ロイヤルアッシャーの結婚指輪は、プラチナ(Pt950)、イエローゴールド(K18)、ピンクゴールド(K18)から選ぶことができます。それぞれの素材は異なる魅力を持っており、プラチナは高級感と耐久性、イエローゴールドは温かみと伝統的な印象、ピンクゴールドは柔らかく肌なじみの良い印象を与えます。
価格帯としては、ロイヤルアッシャーの結婚指輪は10〜30万円台が中心となっています。人気のデザインはペアで25万円前後からとなっており、高品質なダイヤモンドブランドとしては比較的手頃な価格設定となっています。
アフターサービスも充実しており、購入後3年以内であれば、初回のサイズ直しまたは仕上げ直しのどちらかを無料で受けることができます。また、銀座本店では無料のクリーニングサービスも提供されています。
結婚指輪はほぼ毎日着ける可能性の高いアイテムなので、デザインだけでなく着け心地や耐久性も重要な選択基準となります。ロイヤルアッシャーはこれらのバランスが取れた結婚指輪の選択肢を提供しており、長く愛用できる一生ものの指輪を求める方にとって理想的なブランドと言えるでしょう。

まとめ:ロイヤルアッシャー ランクは最高級であり長い歴史と技術に裏打ちされている
最後に記事のポイントをまとめます。
ロイヤルアッシャーは、ジュエリー業界において最高ランクに位置するブランドであり、その評価は長い歴史と卓越した技術に裏打ちされています。本記事では、ロイヤルアッシャーのブランドとしての格付け、評価の高さの理由、他の有名ブランドとの比較、そして実際の評判について詳しく解説しました。
- ロイヤルアッシャーは世界三大カッターズブランドの一つで、ダイヤモンドのカット技術において世界最高峰の評価を受けている
- オランダ王室から「ロイヤル」の称号を授与された唯一のジュエリーブランドであり、その称号は長年の功績への評価を象徴している
- ジュエリー業界の格付けにおいて、ロイヤルアッシャーは一般的に第二グループ(A)に位置づけられている
- 世界最大のダイヤモンド原石「カリナン」のカットに成功した歴史的偉業が、ブランドの評価を飛躍的に高めた
- 近年の新しいジュエリーブランド格付け基準では、ダイヤモンドの品質とカット技術の高さからさらに高い評価を受けている
- ロイヤルアッシャーの特徴は「白く高貴な輝き」であり、これはヨーロッパで伝統的に好まれてきた上品な輝きである
- ティファニーと比較すると、デザイン性、価格帯、アフターサービスなどに違いがあり、それぞれの特徴を理解して選ぶことが重要
- ラザールダイヤモンドとの大きな違いは輝きのタイプで、ロイヤルアッシャーは「白い輝き」、ラザールは「虹色の輝き」に特化している
- 「後悔」「ダサい」「恥ずかしい」といったネガティブな評価は主に誤解や偏見に基づくものであり、実際の評判は極めて高い
- エリザベス女王やニッキー・ヒルトンなどの著名人・セレブがロイヤルアッシャーのジュエリーを愛用している事実がブランドの品質の高さを証明している
- SNSでの実際のユーザーの声からは、ロイヤルアッシャーの「上品さ」「高級感」「品質の高さ」への高い評価が見受けられる
- 結婚指輪としてロイヤルアッシャーを選ぶ際には、豊富なデザインとカスタマイズの選択肢があり、自分たちだけの特別な指輪を作ることができる
- ロイヤルアッシャーの指輪は10〜30万円台が中心価格帯で、高品質なダイヤモンドブランドとしては比較的手頃な価格設定となっている
- アフターサービスも充実しており、購入後3年以内であれば初回のサイズ直しまたは仕上げ直しが無料となっている
- 「キンバリープロセス」を遵守するなど、エシカルな調達に対する取り組みも評価されている
結論として、ロイヤルアッシャーはその長い歴史と卓越した技術により、世界的に最高ランクのジュエリーブランドとして確固たる地位を築いています。特にダイヤモンドの品質とカット技術における評価は群を抜いており、婚約指輪や結婚指輪として選ぶなら間違いのない選択肢と言えるでしょう。