婚約指輪や結婚指輪は一生の思い出となる大切なジュエリー。中でも世界三大カッターズブランドの一つである「ロイヤルアッシャー」の指輪に刻まれる刻印は、ふたりだけの特別な想いを形にする重要な要素です。刻印のフォントや文字数、位置について知っておくことで、後悔のない選択ができるでしょう。

ロイヤルアッシャーでは、リングの内側やペンダントチャームに無料で刻印サービスを提供しています。ブロック体と筆記体という2種類の書体から選べることや、指輪のデザインやサイズによって刻印可能な文字数が異なること、さらには人気の刻印例まで、この記事ではロイヤルアッシャーの刻印について知りたい情報を余すことなくお伝えします。結婚指輪や婚約指輪に込める思いを形にするための参考にしてください。
記事のポイント!
- ロイヤルアッシャーの刻印サービスの基本情報(無料・書体・文字数など)
- リングとペンダントの刻印の違いとそれぞれの特徴
- 世界三大カッターズブランドとしてのロイヤルアッシャーの魅力と価値
- 他ブランド(ラザールダイヤモンド・ティファニーなど)との刻印サービスの比較
ロイヤルアッシャーの刻印について知っておきたい全知識
- ロイヤルアッシャーの刻印は指輪の内側やチャームに無料で入れられる
- ロイヤルアッシャーのリングには刻印可能文字数は15文字前後である
- ロイヤルアッシャーの刻印はブロック体と筆記体から選べる
- ロイヤルアッシャーの刻印位置はリングの内側やペンダントチャームである
- ロイヤルアッシャーの刻印例としてイニシャルや日付が人気である
- ロイヤルアッシャーのペンダントにはチャームに刻印が可能である
ロイヤルアッシャーの刻印は指輪の内側やチャームに無料で入れられる
ロイヤルアッシャーでは、婚約指輪(エンゲージリング)や結婚指輪(マリッジリング)の内側に、記念日やイニシャルなどの刻印を無料で入れることができます。これは多くのジュエリーブランドでも提供されているサービスですが、ロイヤルアッシャーの特徴は無料で高品質な刻印が可能な点にあります。
刻印は指輪を身につける方だけが知る、特別なメッセージとなります。毎日身につける結婚指輪には、結婚の日付や相手の名前、あるいは「Forever」「Love」などの言葉を刻むことで、より一層愛着のわく指輪になるでしょう。特に記念日を刻印することで、結婚記念日を忘れることなく大切にできるというメリットもあります。
ロイヤルアッシャーではエンゲージペンダントを選ばれた方にも同様のサービスを提供しています。ペンダントの場合は、チェーン付属のチャームに刻印が施されます。チャームはネックレスの留め具部分にあり、目立たない位置に刻印が入るので、普段は見えない場所に秘密のメッセージを隠せるという魅力があります。
刻印内容は自由に決められますが、一般的にはイニシャルや結婚式の日付、カップルのお互いへのメッセージなどが人気です。ただし、リングのデザインやサイズによって刻印できる文字数に制限があるため、事前にスタッフに相談することをおすすめします。
この無料刻印サービスは、指輪購入時だけでなく、後から追加することも可能です。例えば、購入時には刻印なしでお届けされた場合でも、後日全国の正規販売店に持ち込むことで無料で刻印を追加できます。これは急いでプレゼントしたい場合や、刻印内容を慎重に決めたい場合に便利なサービスです。
ロイヤルアッシャーのリングには刻印可能文字数は15文字前後である
ロイヤルアッシャーの指輪に入れられる刻印の文字数は、一般的に15文字前後とされています。ただし、これは指輪のデザインやサイズによって変わってくるため、特に細身のリングや小さいサイズの場合は、文字数がさらに制限される可能性があります。
例えば、「2025.3.2 A to B」という刻印であれば13文字ですので、ほとんどのリングに刻印可能でしょう。しかし、もっと長いメッセージや名前をフルネームで入れたい場合は、事前に店舗スタッフに相談することをおすすめします。文字数が多すぎると文字が小さくなって読みにくくなったり、見栄えが悪くなったりする可能性もあるからです。
指輪のサイズもまた刻印可能な文字数に影響します。一般的に小さいサイズのリング(7号以下など)では、内周が短いため刻印できる文字数が少なくなる傾向にあります。反対に大きいサイズのリングでは、比較的多くの文字を刻印できる可能性があります。
また、ロイヤルアッシャーではリングの幅によっても刻印可能な文字数が異なります。細身のリングは内側の面積が小さいため、刻印できる文字数も少なくなります。太めのリングであれば、より多くの文字を刻印できる場合が多いでしょう。
刻印内容を決める際は、15文字前後を目安に考え、どうしても収まらない場合は略語や記号を使うなど工夫することが大切です。例えば、「Takeshi and Yumi」ではなく「T & Y」とするなど、簡潔に意味が伝わる方法を考えてみるのもよいでしょう。
ロイヤルアッシャーの刻印はブロック体と筆記体から選べる
ロイヤルアッシャーでは、リングに入れる刻印のフォントとして「ブロック体」と「筆記体」の2種類を提供しています。それぞれに特徴があり、どちらを選ぶかによって指輪の印象が変わってきます。
「ブロック体」は活字のようなはっきりとした書体で、読みやすさが特徴です。文字がくっきりと刻まれるため、小さな文字でも判読しやすく、シンプルでモダンな印象を与えます。特に数字や日付を入れる場合は、ブロック体が適していることが多いでしょう。例えば「2025.3.2」といった結婚式の日付や「K & M」といったイニシャルは、ブロック体で刻むとスタイリッシュな印象になります。
一方、「筆記体」は流れるような曲線が美しい書体で、エレガントで洗練された印象を与えます。特にロマンチックなメッセージや愛の言葉などを刻む場合には、筆記体がよく選ばれます。「Forever」や「Love」といった言葉は、筆記体で刻むとより感情豊かに表現できるでしょう。ただし、筆記体は文字同士がつながっているため、小さな文字になると読みにくくなる可能性がある点には注意が必要です。
書体選びのポイントとしては、リングのデザインとの調和を考えることが大切です。例えば、シンプルでモダンなデザインのリングにはブロック体が、クラシカルで装飾的なデザインのリングには筆記体が合うことが多いでしょう。また、2人の好みや指輪に込める想いに合わせて選ぶのもよいでしょう。
実際に刻印を決める際には、店舗でサンプルを見せてもらうことをおすすめします。文字のサイズや配置なども含めて、イメージを確認することができます。また、オンラインストアで購入する場合も、注文の際に希望の書体を指定することができます。
ロイヤルアッシャーの刻印位置はリングの内側やペンダントチャームである

ロイヤルアッシャーでは、指輪の刻印位置は基本的に内側に施されます。これは指輪を着けたときに外からは見えない位置であり、2人だけの秘密のメッセージとして刻まれるのが一般的です。リングの内側全周に沿って刻印が入れられ、着け心地を損なわないよう滑らかに仕上げられています。
結婚指輪の内側には、すでにロイヤルアッシャーダイヤモンドの優れた品質を保証するクラウンマークとプラチナの品位証明のPT950が刻印されています。これらの刻印と一緒に、カップルのメッセージや日付などが刻まれることになります。既存の刻印との配置バランスも考慮して、最も見やすく美しい位置に刻印が入れられます。
一方、エンゲージペンダントを選んだ場合は、チェーン付属のチャームに刻印が施されます。このチャームはペンダントトップではなく、クラウンの形をしたチャームで、スライドアジャスターチェーンに付いています。チャームの裏面に刻印が入れられるため、表からは見えず、自分だけが知る特別なメッセージとなります。
ペンダントチャームへの刻印は、数字、アルファベット、マークから選ぶことができます。数字や「.」の場合は半角8文字、アルファベットの場合は全角5文字入れることができます。また、「to」や「&」、「☆」「♡」「∞」などの記号も使用可能で、これらは全角1文字としてカウントされます。両サイドには1文字分のスペースが必要なため、デザインによっては使用できる文字数が変わることがあります。
なお、刻印なしでお届けした場合でも、後日全国の正規販売店へ持ち込むことで刻印追加を無料で承ってもらえます。急いでプレゼントしたい場合や、刻印内容を慎重に決めたい場合には、この後からの刻印サービスを利用するのも一つの方法です。
ロイヤルアッシャーの刻印例としてイニシャルや日付が人気である
ロイヤルアッシャーの指輪に入れる刻印として、最も一般的で人気があるのはイニシャルと日付の組み合わせです。例えば「2025.3.2 A to B」や「2025.3.2 A & B」のように、記念日と2人のイニシャルを組み合わせた刻印が多く選ばれています。
日付に関しては、入籍日や結婚式の日、あるいは付き合い始めた記念日など、カップルにとって意味のある日を選ぶことが一般的です。特に結婚指輪には結婚式の日付を入れることで、毎年その日が来るたびに指輪を見て記念日を思い出すことができます。日付の表記は「2025.3.2」や「03.02.2025」など、好みのスタイルで入れることが可能です。
イニシャルの組み合わせ方にも様々なバリエーションがあります。「A to B」という形式は「AからBへ」という意味があり、気持ちを贈り合うイメージを表現します。「A & B」という形式は「一緒に」という意味があり、これから結婚して一緒になる2人を象徴しています。他にも「A ∞ B」や「A × B」など、イニシャルの間に特別な記号を入れることで、オリジナリティを出すこともできます。
イニシャルだけでなく、名前をフルネームで入れる方もいます。「Tarou & Hanako」や「Tarou to Hanako」のように、2人の名前を刻むことで、より個人的で特別な意味を持たせることができます。ただし、名前が長い場合は文字数制限に注意が必要です。
また、短いメッセージや愛の言葉を刻む方も少なくありません。「Forever」「Eternal Love」「I Love You」などの言葉は、永遠の愛を誓う結婚指輪にぴったりです。英語だけでなく、2人にとって特別な意味を持つ言語や言葉を選ぶのもよいでしょう。
ロイヤルアッシャーのペンダントにはチャームに刻印が可能である
ロイヤルアッシャーでは、婚約指輪としてネックレスタイプの「エンゲージペンダント」も人気があります。このペンダントを選んだ場合、チェーンに付属するクラウンチャームに刻印を入れることができます。これは指輪と同様に無料で提供されるサービスです。
エンゲージペンダントのチャームへの刻印は、ペンダントトップではなく、チェーンのアジャスターに付いているクラウン形状のチャームの裏面に施されます。このチャームは普段は目立たない位置にあるため、他の人には見えない秘密のメッセージとして刻むことができるという魅力があります。
ペンダントチャームへの刻印には、数字、アルファベット、特定のマークを使用することができます。文字の種類によって入れられる文字数が異なり、数字や「.」などの半角文字は8文字、アルファベットは全角で5文字まで入れることができます。また、「to」や「&」、「☆」「♡」「∞」などの特殊記号も使用可能で、これらは全角1文字としてカウントされます。
ペンダントチャームへの刻印例としては、「03.02.25」のような日付や、「K to M」のようなイニシャル、「Love」のような短いメッセージなどが人気です。上下2段に分けて刻印することもできるため、例えば上段に日付、下段にイニシャルを入れるといった組み合わせも可能です。
ロイヤルアッシャーのオンラインストアでエンゲージペンダントを購入する場合、刻印を希望する場合は注文時の備考欄に希望の文字を記入します。刻印を入れた場合は通常より発送まで時間がかかり、約10営業日以内の発送となります。また、刻印なしでお届けした場合でも、後日全国の正規販売店へ持ち込むことで無料で刻印を追加することも可能です。

ロイヤルアッシャーの刻印と世界3大カッターズブランドの魅力
- ロイヤルアッシャーは世界3大カッターズブランドの一つである
- ロイヤルアッシャーのダイヤモンドは白く上品な輝きを放つ
- ロイヤルアッシャーとラザールダイヤモンドでは刻印方法が異なる
- ロイヤルアッシャーとティファニーの刻印サービスを比較すると違いがある
- ロイヤルアッシャーを選んだ芸能人にはエリザベス女王などがいる
- ロイヤルアッシャーの価格帯は婚約指輪が23万円から結婚指輪が10万円からである
- まとめ:ロイヤルアッシャーの刻印は上質なブランド価値を高める特別なサービス
ロイヤルアッシャーは世界3大カッターズブランドの一つである
ロイヤルアッシャーは、「世界3大カッターズブランド」として知られる名門ジュエリーブランドの一つです。世界3大カッターズブランドとは、ダイヤモンドのカット技術に秀でた世界最高峰のブランドとして、ロイヤルアッシャー、ラザールダイヤモンド、モニッケンダムの3つを指します。これらのブランドは単にジュエリーをデザインするだけでなく、ダイヤモンドの原石から選定し、カットと研磨まで行う高度な技術を持っています。
ロイヤルアッシャーは1854年にオランダのアムステルダムで創業した、長い歴史と伝統を誇るブランドです。創業から170年近くにわたりダイヤモンドの輝きを追求し、カットと研磨技術を磨いてきました。特に「ロイヤル」という称号は、オランダ王室からユリアナ女王陛下によって1980年に授与されたもので、ダイヤモンド業界では唯一この称号を許された名誉あるブランドとなっています。
ロイヤルアッシャーの歴史の中で最も有名なエピソードの一つは、1908年に世界最大のダイヤモンド原石「カリナン」のカットを成功させたことです。南アフリカの鉱山で発見されたこの原石は3,106カラットという巨大なもので、精密な機械もない当時、世界最高峰のダイヤモンドカッターであるジョセフ・アッシャーの技術によって9個の大きなダイヤモンドと94個の小さなダイヤモンドに分割されました。
これらのダイヤモンドは現在、英国王室の王冠や王笏に使用されています。特に「カリナン1世」は英国王室の王笏に、「カリナン2世」は王冠の中央に飾られており、エリザベス女王も戴冠式で身につけたほどの歴史的価値を持つダイヤモンドです。
ロイヤルアッシャーは、1902年には58面体の「アッシャー・カット」を開発し、2000年には74面体の「ロイヤル・アッシャー・カット」を生み出しました。これらの革新的なカット技術は、ダイヤモンドが持つ最大限の輝きを引き出すという信念のもとに開発されたもので、現在でも世界中のジュエリー愛好家から高い評価を受けています。
ロイヤルアッシャーのダイヤモンドは白く上品な輝きを放つ
ロイヤルアッシャーが世界3大カッターズブランドの一つとして特に評価されている理由は、その独自のダイヤモンドカット技術にあります。ロイヤルアッシャーのダイヤモンドは「白く上品な輝き」が特徴で、その品質の高さから多くの人々を魅了し続けています。
ダイヤモンドの輝きには「ブリリアンス」「ディスパージョン」「シンチレーション」という3つの要素があります。ブリリアンスは白い光、ディスパージョンは虹色の光、シンチレーションはファセット(表面)によるきらめきを指します。ロイヤルアッシャーは特にブリリアンスを重視し、白く高貴な輝きを追求しています。この輝きはヨーロッパで伝統的に好まれてきたもので、純白のウェディングドレスを連想させるような清らかな美しさを持っています。
ロイヤルアッシャーがこのような輝きを実現するためには、まず原石選びから徹底的にこだわっています。透明性が高く超微細なインクルージョン(内包物)が含まれていないこと、ダイヤモンドの結晶に歪みがなく正八面体をしていること、くすみをもたらすグレイみやブラウンみがないこと、白い濁りの要因となる強い蛍光性がないことなど、厳しい条件をクリアした原石のみを使用しています。
カットの技術も特筆すべきです。テーブル面(ダイヤモンドを真上から見たときの正面にあたる部分)を通常よりも広めに取ることで、ブリリアンスを強調しています。また、対称性を追求した整ったカットにより、内部に取り込んだ光を余すことなく均等に反射させる工夫がなされています。向かい合うファセットにずれが生じないよう、シンメトリーが完璧に整えられているのです。
さらに、ロイヤルアッシャーでは「ダブルポリッシュ」と呼ばれる独自の研磨技術を用いて、ダイヤモンドの表面を鏡面のようになめらかに仕上げています。ダイヤモンドパウダーという特殊なパウダーを使って時間をかけて磨き上げることで、高倍率の顕微鏡で見ても一切の磨き残しが見当たらないほど完璧な仕上がりになっています。
このような徹底した品質へのこだわりがロイヤルアッシャーのダイヤモンドを特別なものにしています。白く上品な輝きは華美ではなく、どんな場面でも品格を保ちながら光り輝き、長く愛用するにふさわしい普遍的な美しさを持っているのです。
ロイヤルアッシャーとラザールダイヤモンドでは刻印方法が異なる
世界三大カッターズブランドとして知られるロイヤルアッシャーとラザールダイヤモンドですが、それぞれのブランドで刻印サービスにも違いがあります。両ブランドの特色を理解することで、自分たちに合ったブランドを選ぶ参考になるでしょう。
ロイヤルアッシャーの刻印は、ブロック体と筆記体の2種類の書体から選べます。リングのデザインやサイズによって異なりますが、一般的には15文字前後の刻印が可能です。記号も入れることができ、刻印サービスは無料で提供されています。リング内側に入れる刻印のほか、エンゲージペンダントを選んだ場合はチャームの裏面に刻印することができます。
一方、ラザールダイヤモンドでは、ブロック体、筆記体に加えてイタリック体なども含め、より多くの書体から選ぶことができます。文字数制限もロイヤルアッシャーと同様に15文字前後ですが、リングのデザインによっては若干異なります。また、ラザールダイヤモンドではIDとブランドロゴがダイヤモンドのガードル部分に刻印されるという特徴があります。
ラザールダイヤモンドの大きな特徴として、0.18カラット以上のダイヤモンドには、目に見えないほど小さなレーザー刻印で、ブランドロゴとIDがガードル部分に刻印されています。このIDは全てラザールダイヤモンドに記録されており、万が一ダイヤモンドが盗難・紛失・すり替えが起きたときにも、保証書とダイヤモンドを照合することで同一性が確認できるというセキュリティ機能を持っています。
また、ラザールダイヤモンドでは、ダイヤモンドそのものにメッセージを刻印できるオプションサービスも提供しています。これはロイヤルアッシャーにはない独自のサービスで、日付やメッセージを直接ダイヤモンドに刻印することができます。ただし、こちらは有料のオプションサービスとなっています。
両ブランドとも刻印サービスは購入時だけでなく、後から追加することも可能です。急いでプレゼントしたい場合や、刻印内容を慎重に決めたい場合には、一度指輪を受け取ってから後日刻印を入れることも検討できるでしょう。
ロイヤルアッシャーとティファニーの刻印サービスを比較すると違いがある

世界的に有名なジュエリーブランドであるロイヤルアッシャーとティファニーでは、刻印サービスにもそれぞれ異なる特徴があります。両ブランドの違いを理解することで、自分たちの希望に合ったブランドを選ぶ参考になるでしょう。
ロイヤルアッシャーの刻印サービスは、すべての指輪において無料で提供されています。ブロック体と筆記体の2種類の書体から選べ、指輪のデザインやサイズにもよりますが、一般的には15文字前後の刻印が可能です。記号も入れることができ、日付や名前、メッセージなど自由に刻印することができます。
一方、ティファニーの刻印サービスは、18Kゴールドとプラチナの婚約指輪を購入した場合に限り無料で提供されています。それ以外のジュエリーには有料での刻印サービスが提供されています。書体の選択肢はブロック体が基本となっており、ロイヤルアッシャーと比べるとやや選択肢が限られている可能性があります。
ティファニーの刻印は、主に指輪の内側に施されますが、特定のコレクションではリングの側面や表面に刻印が入るデザインも存在します。特にティファニーの「リターン トゥ ティファニー」シリーズでは、ブランドロゴなどの刻印が装飾の一部として表面に施されています。
ロイヤルアッシャーでは、指輪購入後にも無料で刻印サービスを追加できます。これは急いでプレゼントしたい場合や、刻印内容を慎重に決めたい場合に便利なサービスです。全国の正規販売店でこのサービスを受けることができます。
一方、ティファニーの場合は、購入後の刻印サービスについては店舗によって対応が異なります。基本的には購入時に刻印内容を決めることが推奨されており、後からの刻印追加については追加料金が発生することが一般的です。
アフターサービスの面では、ロイヤルアッシャーは購入日から3年以内にサイズ直しか仕上げ直しのどちらかを初回無料で提供しています。ティファニーは婚約指輪のサイズ直しは購入1ヶ月以内で未使用の場合に限り無料となっており、それ以外の場合や結婚指輪のサイズ直しは有料となります。
両ブランドともに世界的に評価の高いジュエリーブランドであり、製品の品質やデザイン性は非常に優れています。ティファニーはブランド認知度が高く、あの青い箱に入った指輪を贈られることに特別な意味を感じる方も多いでしょう。一方、ロイヤルアッシャーはダイヤモンドの品質と白い輝きにこだわるカッターズブランドとして、知る人ぞ知る価値があります。
指輪選びでは見た目のデザインだけでなく、刻印サービスやアフターケアも含めて総合的に判断することが重要です。ロイヤルアッシャーとティファニー、どちらを選ぶにしても、自分たちの価値観や希望に合ったブランドを選ぶことで、長く愛用できる特別な指輪との出会いがあるでしょう。
ロイヤルアッシャーを選んだ芸能人にはエリザベス女王などがいる
ロイヤルアッシャーは世界中の著名人や王室に愛されてきたブランドです。その高い品質とダイヤモンドの美しさから、多くの有名人がロイヤルアッシャーのジュエリーを選んでいます。
最も有名なロイヤルアッシャーの愛用者といえば、エリザベス女王でしょう。女王は「グラニーズ・チップス」と呼ばれるブローチを身につけていたことで知られています。このブローチは、世界最大のダイヤモンド原石「カリナン」からカットされたダイヤモンドを使用したもので、エリザベス女王が1958年にオランダのアッシャー社を訪問した際に着用していました。
また、英国王室との関係は深く、ロイヤルアッシャーがカットした「カリナン1世」は英国王室の王笏に、「カリナン2世」は王冠の中央に飾られています。エリザベス女王は戴冠式でこれらのダイヤモンドを身につけており、ロイヤルアッシャーの技術は英国王室の正式な場でも輝いているのです。
日本においても、昭和天皇がロイヤルアッシャー社を訪問した記録があります。ロイヤルアッシャー社には「ゴールデンブック」と呼ばれる来賓名簿が保管されており、そこには昭和天皇やエリザベス女王をはじめ、世界の王室や各国首脳の署名が連ねられています。このゴールデンブックは、ロイヤルアッシャーの歴史を物語る輝かしい記録となっています。
セレブリティの中では、セレブ姉妹のニッキー・ヒルトンが2014年に世界の大富豪ロスチャイルド家の御曹司で銀行家のジェームズ・ロスチャイルドと婚約した際、推定6〜8カラットのロイヤルアッシャーカットのダイヤモンドリングを贈られたと言われています。
ロイヤルアッシャーはこのように世界的な著名人や王室から愛されているブランドですが、一般的な知名度は他の大手ジュエリーブランドと比べるとやや控えめです。しかし、その品質とダイヤモンドの美しさは確かな評価を受けており、「知る人ぞ知る」高級ジュエリーブランドとしての地位を確立しています。
ロイヤルアッシャーを選ぶことは、単にトレンドやブランド名で選ぶのではなく、本当の品質と美しさを理解している証といえるでしょう。芸能人や著名人が選ぶ理由も、そのダイヤモンドの品質と白く高貴な輝きにあるのです。
ロイヤルアッシャーの価格帯は婚約指輪が23万円から結婚指輪が10万円からである
ロイヤルアッシャーのジュエリーは、その高い品質と美しさから見ると比較的リーズナブルな価格設定となっています。婚約指輪は23万円から、結婚指輪は10万円からと、世界的なジュエリーブランドとしては手の届きやすい価格帯から展開されています。
婚約指輪の価格帯は、主に23万円から30万円程度が中心となっており、全国の婚約指輪平均購入金額38.2万円(ゼクシィ結婚トレンド調査2024による)と比較すると、やや手頃な価格設定といえるでしょう。もちろん、ダイヤモンドのカラット数やグレードによっては、それ以上の価格になることもあります。
例えば、人気の高い「クラウン」シリーズの婚約指輪ERA817は、286,000円からとなっています。また、「ロイヤル・アッシャーレゾナンシー」シリーズのERA819も286,000円からです。より高級なモデルとしては、「ロイヤル・アッシャー・カットプラチナダイヤモンドリング」のAC039が480,700円からとなっています。
結婚指輪の価格は、ペア(男女2本セット)で25万円から40万円程度が中心価格帯です。全国の結婚指輪平均購入金額が29.7万円であることを考えると、平均的な価格帯といえるでしょう。
人気の結婚指輪としては、「クラウン」シリーズのWRC076/WRA066が、女性用が138,600円、男性用が115,500円です。「ロイヤル・アッシャーピュールプラチナ」シリーズのWRB912/WRA902は、女性用が209,000円、男性用が176,000円となっています。また、「セプター」シリーズのWRB074/WRA064は、女性用が138,600円、男性用が110,000円です。
ロイヤルアッシャーのジュエリーの価格設定がこの程度に抑えられている理由としては、広告やプロモーションにかける費用を抑え、製品自体の品質に投資しているという企業方針があるとされています。また、直営店が少なく、主に百貨店などでの販売に注力していることも、店舗運営コストの削減に繋がっているのかもしれません。
このような価格帯設定により、ロイヤルアッシャーは「品質の高いダイヤモンドを適正な価格で提供する」というポリシーを実現しています。世界3大カッターズブランドの技術と品質を、比較的手頃な価格で手に入れられるというのは、結婚を控えたカップルにとって魅力的な選択肢となっているでしょう。

まとめ:ロイヤルアッシャーの刻印は上質なブランド価値を高める特別なサービス
最後に記事のポイントをまとめます。
ロイヤルアッシャーの刻印サービスと世界3大カッターズブランドとしての魅力について詳しく解説してきました。ロイヤルアッシャーは170年近くの歴史を持ち、オランダ王室から「ロイヤル」の称号を授かった唯一のダイヤモンドブランドです。そのダイヤモンドは白く上品な輝きが特徴で、多くの人々を魅了し続けています。
- ロイヤルアッシャーでは指輪の内側やペンダントチャームに無料で刻印を入れることができる
- 刻印には主にブロック体と筆記体の2種類の書体が用意されている
- 指輪のデザインやサイズにもよるが、一般的には15文字前後の刻印が可能である
- 人気の刻印例としては「日付+イニシャル」の組み合わせや短い愛の言葉がある
- エンゲージペンダントの場合はチェーン付属のチャームに刻印が施される
- ロイヤルアッシャーは世界3大カッターズブランドの一つで、高品質のダイヤモンドを提供している
- ラザールダイヤモンドと比較すると、ロイヤルアッシャーのダイヤモンドは白い輝きを重視している
- ティファニーと比較すると、ロイヤルアッシャーは購入後の刻印サービスも無料で提供している
- エリザベス女王をはじめとする王室やセレブリティがロイヤルアッシャーのジュエリーを選んでいる
- 婚約指輪は23万円から、結婚指輪は10万円からとリーズナブルな価格設定である
- アフターサービスとして購入日から3年以内のサイズ直しか仕上げ直しが初回無料で提供されている
- 結婚指輪や婚約指輪に刻印を入れることで、さらに特別な思い出と価値を加えることができる
ロイヤルアッシャーの刻印サービスは、世界的に評価の高いダイヤモンドブランドの品質とともに、あなたの大切な記念日や想いを永遠に残すための特別なサービスです。ぜひこの記事を参考に、自分たちにぴったりの刻印を考えてみてください。