カルティエが日本に初めてブティックを開いてから50周年を記念した「カルティエと日本 半世紀のあゆみ『結 MUSUBI』展」が2024年6月12日から7月28日まで東京国立博物館 表慶館で開催されました。この特別な展覧会では、カルティエのアーカイブピースやジュエリーの展示だけでなく、記念すべき展覧会ならではの限定グッズも注目を集めました。

澁谷翔のアートワークをあしらったトートバッグや、カルティエのアーカイブピースをモチーフにしたペーパーウェイトなど、どれも特別感あふれるデザインが魅力のグッズが販売されました。この記事では、展覧会で販売されたグッズの種類や価格、特徴について詳しくご紹介します。展覧会に行けなかった方も、どんなグッズがあったのか知りたい方も必見の内容となっています。
記事のポイント!
- カルティエ展覧会2024で販売された全グッズのラインナップと価格
- グッズに使用されているデザインの特徴と背景
- 展覧会の内容とカルティエと日本の50年の関係性
- 展覧会の基本情報とアクセス方法
カルティエ展覧会 2024 グッズの種類と価格
- 東京国立博物館で販売されたカルティエ展グッズの全ラインナップ
- トートバッグは澁谷翔のアートワークがデザインされた限定品
- ノートやペーパーウェイトなど文房具系グッズも充実
- ポストカードは220円から手に入る手頃なお土産
- 展覧会図録は5000円で詳細な解説付き
- 特別イベント「カルティエワゴン」では薔薇のプレゼントも
東京国立博物館で販売されたカルティエ展グッズの全ラインナップ

東京国立博物館 表慶館で開催された「カルティエと日本 半世紀のあゆみ『結 MUSUBI』展」では、展覧会の世界観を持ち帰ることができる様々なオリジナルグッズが販売されました。ミュージアムショップには、トートバッグ、ノート、ペーパーウェイト、ポストカード、展覧会図録などのアイテムがラインナップされていました。
これらのグッズは展覧会のテーマである「結 MUSUBI」を反映したデザインが特徴的で、日本とカルティエの50年にわたる関係性を象徴するような美しいアイテムばかりでした。特に、展覧会のメインヴィジュアルを使用したグッズは、記念品として人気を集めていたようです。
価格帯は220円のポストカードから5000円の展覧会図録まで幅広く、様々な予算に対応していたのも嬉しいポイントでした。これにより、多くの来場者が思い出として持ち帰ることができたのではないでしょうか。
グッズの多くは展覧会限定のデザインで、会期後は入手困難なコレクターズアイテムとなりました。展覧会は2024年7月28日に終了しているため、現在ではこれらのグッズを直接購入することはできませんが、その内容を知ることで展覧会の魅力を振り返ることができます。
また、グッズの中には展示作品をモチーフにしたものも多く、展覧会の内容を思い出すきっかけとなるような工夫がされていました。次の項目からは、各グッズの詳細について見ていきましょう。
トートバッグは澁谷翔のアートワークがデザインされた限定品
展覧会で販売されたトートバッグは、3960円(税込)で、展覧会のキービジュアルが美しくプリントされた特別なデザインでした。このアートワークは、参加アーティストの一人である澁谷翔によるものです。淡いピンクとブルーのグラデーションをバックに、グラフィックデザイナー野間真吾が手掛けた「結」のタイポグラフィがモダンにデザインされていました。
澁谷翔は、本展のために「日本五十空景」という作品を制作したアーティストです。彼は2022年から続けるプロジェクト「あの海に見える岩に、弓を射よ」の一環として、約1か月にわたって訪れた47都道府県の空の景色を描いています。このプロジェクトでは、各地方新聞の一面に作品を掲出するという壮大な試みも行われました。
トートバッグに使用されたグラデーションのデザインは、朝昼晩と過ぎゆく時間の移ろいを儚い色彩で描き出し、過去、現在、未来といった展覧会のテーマにも通じる連続性を表現しています。このデザインは展覧会のメインヴィジュアルとしても使用され、会場のあちこちで見ることができました。
トートバッグは持ち手が長めで、日常使いにも適したサイズ感でした。また、4種類のデザイン展開があったとも報告されています。実用性とアート性を兼ね備えたこのトートバッグは、展覧会の記念品として特に人気があったようです。
カルティエの高級ブランドイメージと現代アートが融合した、特別感のあるデザインのトートバッグは、日常使いするたびに展覧会の思い出を呼び起こしてくれる素敵なアイテムとなりました。
ノートやペーパーウェイトなど文房具系グッズも充実

展覧会では、日常で使いやすい文房具系のグッズも多く販売されていました。なかでも注目は、澁谷翔によるアートワークが配された使い勝手の良いノートです。このノートは1650円(税込)で、展覧会のメインヴィジュアルと同じデザインが使用されていました。ニューヨーク・タイムズ紙を素材として用いたペインティングで知られる澁谷翔ですが、本展では歌川広重のオマージュを行った新作も展示されていたというコンテクストもあり、展覧会の世界観を反映した魅力的なアイテムでした。
また、ペーパーウェイトも人気のアイテムでした。4950円(税込)で販売されていたこのペーパーウェイトは、カルティエのアーカイブピースをモチーフにしており、本展のコンセプトである東洋的・日本的なモチーフが美しく表現されていました。実用品でありながら、デスクに置けばインテリアとしても楽しめる高級感のあるデザインが魅力です。
これらの文房具系グッズは、カルティエの美学と日本の美意識が融合した特別なデザインが特徴で、日常的に使うことで展覧会の記憶を長く楽しむことができるアイテムとなっています。また、コンパクトなノートには展示されていたブローチの写真も掲載されており、ギフトとしても喜ばれる内容でした。
文房具系グッズは、高すぎない価格帯で展覧会の雰囲気を持ち帰ることができるため、多くの来場者にとって購入しやすいアイテムだったと思われます。実用性とデザイン性を兼ね備えたこれらのアイテムは、展覧会グッズの中でもバランスの取れた選択肢だったのではないでしょうか。
さらに、クリアファイルなども販売されており、「展覧会でしかお目にかかれないハイジュエリーがクリアファイルとして持ち歩ける」と好評だったようです。カルティエの高級ジュエリーのデザインを、手頃な価格で日常に取り入れられる点が魅力的でした。
ポストカードは220円から手に入る手頃なお土産
展覧会グッズの中で最も手頃な価格だったのが、220円(税込)で販売されていたポストカードです。出品作であるアーカイブピースがプリントされたポストカードは、展覧会の思い出を手軽に持ち帰れるアイテムとして人気を集めました。特に、本展のタイトルである「結」を象徴するようなノットブローチが配されたカードも販売されており、カルティエのアイコニックなデザインを手元に残せる貴重な機会となりました。
ポストカードは展覧会グッズの定番ですが、カルティエ展では展示品の美しさを忠実に再現した高品質な印刷が施されていたようです。展示されていたジュエリーやアート作品の中から、特にお気に入りの作品のポストカードを選んで購入するという楽しみ方もできました。
例えば、「ペア「タイガー」イヤークリップ」のポストカードは、エメラルドの目が印象的なカルティエらしい動物モチーフのジュエリーを鮮明に印刷したものでした。カラーダイヤがふんだんに施された作品の美しさが、ポストカードでも十分に伝わってくるクオリティだったと評価されています。
ポストカードは友人や家族への手紙として送ることもできますし、コレクションとして保管したり、お部屋に飾ったりと様々な楽しみ方ができます。特に海外からの観光客にとっては、かさばらない軽量なお土産として重宝されたことでしょう。
また、「カルティエのものがワンコインで買えるなんて今後ない!」という声もあり、高級ブランドの世界観を手頃な価格で手に入れられる貴重な機会として多くの来場者に好評だったようです。展覧会の記念にポストカードを買って帰るというのは、展覧会の楽しみ方の一つとしても定着していますね。
展覧会図録は5000円で詳細な解説付き

展覧会の集大成ともいえる展覧会図録は、5000円(税込)で販売されていました。この図録には、出品作の図版や解説などが詳細に収録されており、展覧会の内容を後から振り返るための貴重な資料となっています。
展覧会図録は、単なるカタログ以上の価値を持つアイテムです。カルティエと日本の半世紀にわたる関係性や、展示されていたジュエリーの詳細な情報、そして参加アーティストについての解説など、展覧会場では得られなかった深い知識を得ることができます。特に、美術や歴史、ジュエリーに関心がある方にとっては、長く手元に置いて参照できる貴重な文献となるでしょう。
また、関連書籍としてカルティエ現代美術財団と関わりのあるアーティストの書籍も置かれていたとのことで、より深く芸術的側面を探求したい方にとっては興味深い選択肢が用意されていました。
展覧会図録は比較的高価ですが、その分内容も充実しており、展覧会に行けなかった方や、展示を詳しく振り返りたい方にとっては特に価値のあるアイテムです。美しい写真と詳細な解説で構成された図録は、カルティエの美学と日本文化の交流の歴史を伝える重要な記録でもあります。
図録を購入することで、展覧会で感じた感動を長く保ち続けることができるだけでなく、カルティエと日本の関係についての理解をさらに深めることができるでしょう。展覧会は一時的なものですが、図録はその記憶と知識を永続的に残すための大切なツールと言えます。
特別イベント「カルティエワゴン」では薔薇のプレゼントも
展覧会会場の入口付近では、祝休日限定で「カルティエ ワゴン」が登場していました。これは「YOUR STORY with Cartier」の取り組みの一環として実施されたもので、自分とカルティエにまつわるエピソードをLINE登録して投稿すると、絆の証として薔薇の花がプレゼントされるという特別なイベントでした。
このサービスは東京国立博物館での展覧会だけでなく、以前に六本木でも実施されていたようです。プレゼントされる薔薇は「しっかりしていて長持ちする」と好評で、単なるノベルティ以上の価値があったと報告されています。
カルティエワゴンの設置は、単にグッズを販売するだけでなく、来場者との交流を大切にするカルティエのブランド姿勢を表しているとも言えるでしょう。自分の思い出や体験を共有することで、ブランドとの個人的なつながりを感じられる機会となっていました。
また、別のグッズとして、カルティエ ジャパン 50周年記念切手が付いたレターセットも2,200円(税込)で販売されていました。カルティエを象徴する「赤」と「パンテール」の2種類がラインナップされ、84円切手の5枚綴りが含まれていたこのアイテムも、記念品として人気があったようです。
これらのサービスやグッズは、単なる商品販売を超えて、カルティエというブランドとファンの間の絆を深める役割を果たしていました。特に薔薇のプレゼントは、物質的な価値だけでなく、感情的なつながりを大切にするカルティエの姿勢を象徴するイベントだったと言えるでしょう。

2024年カルティエ展覧会 グッズと展示内容の魅力
「結 MUSUBI」展のコンセプトはカルティエと日本の50年の絆

「カルティエと日本 半世紀のあゆみ『結 MUSUBI』展―美と芸術をめぐる対話」は、カルティエが日本に最初のブティックを開いてから50年を記念して開催された特別な展覧会でした。展覧会のタイトルにある「結 MUSUBI」という言葉には、カルティエと日本の長年の関係性を「結ぶ」という意味が込められています。
この展覧会では、カルティエと日本、そしてカルティエ現代美術財団と日本のアーティストという2つの絆を紐解くことをテーマとしていました。左右対称の構造をなす表慶館を舞台に、建物の右側に位置する第一部では「カルティエと日本」、左側の第二部では「カルティエ現代美術財団と日本のアーティスト」という2つのストーリーが紹介されていました。
展示内容は、カルティエの日本からの影響がうかがえる貴重なピースの数々と、森山大道、杉本博司、宮島達男、村上隆、北野武など、カルティエ現代美術財団と仕事をしてきた日本人アーティストの作品が並ぶ豊かな内容でした。特に、100年以上前から日本の伝統的なモチーフがカルティエのクリエイションに影響をもたらし続けていることがわかる展示は、多くの来場者を魅了しました。
展覧会グッズも、この「結び」というコンセプトを反映したデザインが特徴的でした。特に澁谷翔による「日本五十空景」は、本展を構成する2つの並行するストーリーを「結ぶ」役割を果たしており、そのアートワークがグッズにも使用されていました。
カルティエと日本のこの深い関係性は、単なるビジネス上のつながりを超えて、芸術、文化、美学の交流によって育まれてきた特別なものであることが、展覧会全体を通して伝わってきました。グッズもまた、そうした関係性の証として大切な記念品となったのです。
東京国立博物館 表慶館の美しい建築と展示の融合
「カルティエと日本 半世紀のあゆみ『結 MUSUBI』展」が開催された東京国立博物館 表慶館は、それ自体が見どころの一つでした。100年以上の歴史を持つこの建物は、明治末期に建築家・片山東熊により建てられたネオバロック様式の歴史的建造物で、国の重要文化財にも指定されています。普段は入ることのできない特別な空間で、展示がある時のみ入館可能なため、それだけでも貴重な機会でした。
表慶館の特徴である左右対称の構造は、今回の展覧会のコンセプトを表現するのに理想的な空間となりました。天井が高く、ヨーロピアンな雰囲気の建物は、日本にいることを忘れさせるような豪華な空間で、エメラルドに輝くステンドグラスの天窓はまるで宝石のようだったという感想も寄せられています。
展覧会の内装は、世界中の美術館や展覧会のデザインを手掛けてきた「スタジオ アドリアン ガルデール(Studio Adrien Gardère)」が担当。日本文化と美学に対する敬意と、表慶館の伝統的な意匠への称賛を反映させ、セクションテーマに沿う素材選びやデザインで、一つ一つの展示作品を際立たせていました。
この歴史的建造物と現代的な展示デザイン、そしてカルティエのジュエリーや現代アートの融合は、訪れた人々に強い印象を残しました。展覧会グッズもまた、この空間に調和するように洗練されたデザインが特徴で、来場者は展示の余韻をグッズとともに持ち帰ることができました。
表慶館という特別な場所で行われたこの展覧会は、建築と展示が見事に融合した美的体験を提供し、グッズもその一部として展覧会全体の世界観を補完する役割を果たしていたと言えるでしょう。
北野武や村上隆など日本人アーティストの作品も展示

「カルティエと日本 半世紀のあゆみ『結 MUSUBI』展」の魅力の一つが、北野武や村上隆をはじめとする著名な日本人アーティストの作品展示でした。特に、カルティエ現代美術財団と縁の深いアーティストたちの作品が数多く紹介されていました。
北野武は、カルティエ財団と縁の深い現代アーティストの一人です。自由な概念により生み出されるカラフルで独創的な作品からは、芸人や映画監督など多彩な分野で活躍してきた北野武のアーティストとしての一面を垣間見ることができました。展示では新作を含む2018年から2023年に制作された絵画が展示されていたようです。
また、横尾忠則は日本人アーティストを中心に描いた20点のポートレートシリーズを展示。カルティエ現代美術財団が長年にわたりコラボレーションしてきたアーティストたちを横尾独自の視点で描き上げたこれらの作品は、2014年から続くプロジェクトに今回新たに3点の作品が加わったものでした。
このほか、宮島達男の1から9の数字が回転しながら暗闇の中に浮かび上がり時間と無限空間を表現したインスタレーションや、森山大道のモノクロ作品を2冊の本に見立てたスライドショーなど、没入感のある展示方法で公開された作品も多くありました。
村上隆や松井えり菜、建築家・石上純也の作品も展示され、カルティエ現代美術財団が彼らの個展開催や書籍の出版といった活動を支援してきたことも紹介されていました。
これらの日本人アーティストの作品展示は、カルティエがただのラグジュアリーブランドではなく、芸術文化の発展に貢献する存在であることを示していました。展覧会グッズの中には、こうしたアーティストたちの作品からインスピレーションを得たデザインも含まれており、芸術と商品が融合した特別なアイテムとなっていました。
カルティエのアーカイブピースがモチーフのグッズが人気

展覧会グッズの中でも特に人気を集めたのが、カルティエの歴史的なアーカイブピースをモチーフにしたアイテムでした。特にペーパーウェイトは、カルティエのアーカイブピースがデザインされた高級感のあるアイテムとして注目を集めました。
このペーパーウェイトには、本展のコンセプトでもある東洋的・日本的なモチーフが美しく表現されており、4950円(税込)という価格設定ながら、カルティエの世界観を卓上で楽しめる特別なアイテムとなっていました。
また、ポストカードにもアーカイブピースの写真が印刷されており、特に「タイガー」イヤークリップなどの動物モチーフのジュエリーは、カラーダイヤがふんだんに施された華やかなデザインが人気を集めました。これらのポストカードは220円(税込)という手頃な価格ながら、カルティエの美的世界を手元に残せる貴重なアイテムでした。
クリアファイルには、「展覧会でしかお目にかかれないハイジュエリーがクリアファイルとして持ち歩ける」というコンセプトで、貴重なジュエリーの写真がプリントされていました。カルティエのものがワンコインで購入できる貴重な機会として、多くの来場者に喜ばれていたようです。
展覧会では、1898年からメゾンの事業経営に参画したルイ・カルティエが収集した200点以上の日本美術のコレクションから着想を得て制作されたジュエリーピースなど、カルティエと日本の深い関わりを示す歴史的作品が展示されていました。それらの作品をモチーフにしたグッズは、単なるお土産以上の歴史的・文化的価値を持つアイテムとして特別な魅力を放っていたのです。
カルティエ現代美術財団と日本の関係性を反映したデザイン
展覧会グッズのデザインには、カルティエ現代美術財団と日本のアーティストとの関係性が色濃く反映されていました。特に、本展のために制作された現代アーティスト澁谷翔の作品「日本五十空景」は、展覧会のキービジュアルとしても使用され、トートバッグやノートなどのグッズにも採用されていました。
1984年に非営利団体として設立されたカルティエ現代美術財団は、アーティストの発掘・再発見を目的に、これまで数々の日本人アーティストの発表の場と機会を提供してきました。駆け出し時や国外で活動したことのないアーティストの作品、すでに名の知れたアーティストの新たな一面を紹介し、展覧会の支援、コミッションワークの制作依頼、作品の購入といった活動を通じて、アートとアーティストの価値を高め、社会と繋げるプラットフォームとしての役割を担ってきました。
グッズのデザインにはこうした背景が反映されており、特に澁谷翔のグラデーションのアートワークは、朝昼晩と過ぎゆく時間の移ろいを儚い色彩で描き出し、過去、現在、未来といった展覧会のテーマにも通じる連続性を表現しています。
また、展覧会では横尾忠則が日本人アーティストを中心に描いた20点のポートレートシリーズも展示されており、カルティエ財団が日本人アーティストと築いてきた”コミュニティ”の広がりそのものを表現していました。このような芸術的な交流の歴史と精神が、グッズのデザインにも反映されていたと言えるでしょう。
展覧会グッズは、単なるお土産以上の意味を持ち、カルティエと日本、そしてカルティエ現代美術財団と日本のアーティストという2つの「結び」を象徴する貴重なアイテムだったと言えます。
展覧会チケット情報とアクセス方法

「カルティエと日本 半世紀のあゆみ『結 MUSUBI』展」は2024年6月12日から7月28日まで東京国立博物館 表慶館で開催されました。チケット料金は一般1,500円、大学生1,200円で、高校生以下と障がい者とその介護者1名は無料でした。入館の際には学生証や障がい者手帳等の提示が必要でした。
また、本展のチケットで、観覧当日に限り東京国立博物館の総合文化展も見ることができるというお得な特典もありました。チケットは東京国立博物館正門チケット売場(窓口)や各種プレイガイド(アソビュー!、e+、ローソンチケット、チケットぴあ、セブンチケット、CNプレイガイド、楽天チケット)で販売されていました。
開館時間は9時30分から17時00分まで、金・土曜日は19時00分までで、入館は閉館の30分前までとなっていました。休館日は月曜日と7月16日(火)でしたが、7月15日(月・祝)は開館していました。
東京国立博物館へのアクセスは、JR上野駅「公園口」から徒歩10分、東京メトロ銀座線・日比谷線上野駅「7番出口」から徒歩10分、京成電鉄京成上野駅から徒歩15分となっています。
なお、混雑時は入場をお待ちいただく可能性があったようで、特に週末や祝日は混雑が予想されていました。また、チケットの転売は禁止されており、転売されたチケットであることが判明した場合は入館をお断りするという注意事項もありました。
現在は展覧会は終了していますが、カルティエの公式サイトや東京国立博物館のウェブサイトでは、過去の展覧会情報を確認できる場合があります。また、カルティエでは定期的に様々な展覧会やイベントを開催しているので、次の機会を楽しみにされている方は公式情報をチェックすることをおすすめします。

まとめ:カルティエ展覧会 2024 グッズは日本とカルティエの絆を象徴する貴重なアイテム
最後に記事のポイントをまとめます。
- カルティエ展覧会2024のグッズは、トートバッグ、ノート、ペーパーウェイト、ポストカード、展覧会図録など多彩なラインナップが用意された
- トートバッグは3960円で、現代アーティスト澁谷翔のアートワークがデザインされた限定アイテムとして人気を集めた
- ノートは1650円で、展覧会のメインヴィジュアルが使用された使い勝手の良いデザインだった
- ペーパーウェイトは4950円で、カルティエのアーカイブピースをモチーフにした東洋的・日本的なデザインが特徴的だった
- ポストカードは220円からと手頃な価格で、出品作であるアーカイブピースがプリントされた人気のお土産アイテムだった
- 展覧会図録は5000円で、出品作の図版や解説が詳細に収録された貴重な資料となっていた
- 祝休日限定で「カルティエワゴン」が登場し、LINEを通じて自分とカルティエのエピソードを投稿すると薔薇がプレゼントされるサービスも提供された
- カルティエジャパン50周年記念切手付きのレターセットも2200円で販売されていた
- 展覧会のコンセプト「結 MUSUBI」は、カルティエと日本、カルティエ現代美術財団と日本のアーティストという2つの絆を紐解くものだった
- 東京国立博物館表慶館という国の重要文化財に指定された歴史的建造物で開催され、建築と展示が見事に融合した空間演出が行われた
- 北野武や村上隆、宮島達男など著名な日本人アーティストの作品も多数展示され、カルティエ現代美術財団の活動も紹介された
- グッズのデザインには展覧会のテーマ性が反映され、日本とカルティエの50年の関係性を象徴する特別な記念品となっていた