バンコクには宝石の魅力がつまった「ジュエリートレードセンター」という場所があるって知ってた?ここでは、イタリアの高級ブランド「ポメラート」の風リングが本物の10分の1以下の価格で手に入るとあって、駐在妻(駐妻)の間で大人気なんです!この記事では、バンコクを訪れる機会がある方や、お手頃価格で素敵なジュエリーを手に入れたい方に向けて、ジュエリートレードセンターとポメラート風リングの詳細をご紹介します。

ジュエリートレードセンターは、バンコクのシーロムエリアにある高層ビルで、地下1階から4階までに数百軒もの宝石やジュエリーを扱うお店が集まっています。中でも地下1階にあるJB504のブース「Zenehha gems」は、ポメラート風リングで有名で、豊富なカラーバリエーションと手頃な価格が魅力。この記事を読めば、バンコク旅行の際にぜひ立ち寄りたい場所として、あなたのリストに加えられること間違いなしです!
記事のポイント!
- ジュエリートレードセンターの場所や特徴、行き方について
- ポメラート風リングの価格帯や種類、購入方法について
- 人気店舗「JB504」や「Rinyu and Company」の特徴と違い
- タサキ風やミキモト風など、ポメラート以外のおすすめジュエリー情報
バンコクのジュエリートレードセンターとポメラート風リングの魅力
- ジュエリートレードセンターとは高層ビル内の宝石市場である
- ポメラート風リングは本物の1/10以下の価格で購入可能
- JB504のブースが駐妻に人気の理由は豊富なカラーバリエーション
- ポメラート風リングの価格は1,400〜3,000バーツ程度
- 石の種類によって価格と輝きが大きく異なる
- 既製品の即日購入とオーダーメイドの両方が可能
ジュエリートレードセンターとは高層ビル内の宝石市場である
ジュエリートレードセンター(Jewelry Trade Center)は、バンコクのシーロム地区にある宝石専門の大型ショッピングモールです。このセンターは、宝石やジュエリーを取り扱う小売店や卸売業者が数百軒も入っており、地下1階から4階までが宝石売場となっています。
建物の中央にエスカレーターがあり、各階にはそれを囲むように多数のブース型店舗が並んでいます。特に4階の奥が最も店舗数が多いとされていますが、地下1階には特に日本人観光客や駐在員の奥様(駐妻)たちに人気のブースが集まっています。
このセンターの魅力は何と言っても、タイで採れる様々な宝石や、世界中から集まる様々な石を直接見て、触れて、選べることです。個々のブースでは宝石のルース(裸石)だけでなく、既に加工された指輪やネックレスなども販売しています。
タイは世界的に見ても宝石の産地として知られており、特にルビーやサファイアの産出で有名です。そのため、日本で購入するよりもかなりリーズナブルな価格で良質な宝石を手に入れることが可能なのです。
来店する際は、ブース番号を覚えておくと便利です。特に人気店舗は混雑することもあるため、事前に電話で確認するとスムーズです。中には英語だけでなく、日本語対応可能な店舗もあります。
ポメラート風リングは本物の1/10以下の価格で購入可能
ポメラートとは、イタリア発祥の高級ジュエリーブランドで、特にヌードコレクションと呼ばれるカラフルな色石を使ったリングが人気です。本物のポメラートのリングは、石のサイズやリングの材質によって価格が異なりますが、一般的に30万円程度します。
それに対し、ジュエリートレードセンターで購入できる「ポメラート風」リングは、見た目は本物に非常に似ていながら、価格は1,400〜3,000バーツ(約5,000〜10,000円)程度と、本物の10分の1以下で購入できるのが大きな魅力です。
もちろん、これらは模倣品であり、ブランド品ではありませんが、素材自体は本物の宝石や金・シルバーを使用しているため、品質面でも安心して使用できます。特に、日常使いには十分な品質を保ちながら、おしゃれを楽しめる点が評価されています。
ポメラート風リングの魅力は、カラフルな石と洗練されたデザインの組み合わせにあります。日本では入手困難な色や形の石を使った個性的なリングを、リーズナブルな価格で手に入れられるのは、バンコク旅行の醍醐味の一つと言えるでしょう。
タイ在住者や旅行者の間では、「バンコクに行ったらポメラート風リングを買うのが定番」という声もあるほど人気になっています。SNSでポメラート風リングについて検索すると、多くの口コミや購入レポートが見つかるでしょう。
JB504のブースが駐妻に人気の理由は豊富なカラーバリエーション

ジュエリートレードセンターの中でも特に人気を誇るのが、地下1階にあるJB504のブース「Zenehha gems」です。このブースがバンコク駐在妻(駐妻)の間で有名になった理由の一つは、豊富なカラーバリエーションにあります。
青、緑、ピンク、紫、オレンジなど、様々な色の石が用意されており、同じ色でも石によって微妙に色合いが異なるため、自分だけの一点ものを見つける楽しさがあります。アメジスト、シトリン、グリーンアメジスト(プラシオライト)、トパーズなど、多種多様な宝石から選べるのが特徴です。
また、JB504のマダムは経験豊富で、「あなたにはシルバーより金が似合う」「この組み合わせはよくない」など、顧客の肌の色や好みに合わせたアドバイスもしてくれます。英語でのコミュニケーションが可能なので、日本人観光客でも安心して利用できます。
さらに、このブースではリングのデザインも複数あり、石とリングの組み合わせを自由に選べる点も魅力です。ゴールド、ピンクゴールド、シルバーなど、リングの素材も選択肢が豊富です。
ただし、注意点として、このお店は基本的に11時頃からオープンし、休みの日もあるようなので、訪問前に電話で確認することをおすすめします。最近では地下1階から1階に移動したという情報もあるので、最新情報を確認するとよいでしょう。
ポメラート風リングの価格は1,400〜3,000バーツ程度
ジュエリートレードセンターで購入できるポメラート風リングの価格は、一般的に1,400〜3,000バーツ(約5,000〜10,000円)程度です。この価格は、石のサイズや種類、リングの材質によって変動します。
例えば、あるブログ記事では、ミルキークオーツのリングが1,400バーツ、レモンクオーツのリングが1,800バーツで、2つ購入したら3,000バーツに値引きしてもらえたという事例が紹介されています。また別の事例では、大きめの石で1,600バーツ(約5,500円)というケースもありました。
ただし、近年は材料費の高騰や人気の高まりもあり、価格が徐々に上昇している傾向があります。2021年に比べると、2024年現在は若干値上がりしていると複数の情報源が指摘しています。
また、ジュエリートレードセンター以外の場所にある「Rinyu and Company」でも同様のポメラート風リングが購入できますが、こちらは4,000バーツ(約14,000円)前後とやや高め。ただし、よりポメラート本来の雰囲気に近いデザインとの声もあります。
価格交渉については、基本的にNGという情報が多いですが、複数購入する場合は多少の値引きの可能性もあるでしょう。クレジットカード払いの場合は10%ほど手数料がかかるケースもあるので、現金を用意しておくと良いかもしれません。
石の種類によって価格と輝きが大きく異なる
ポメラート風リングを選ぶ際の醍醐味は、様々な種類の石から自分好みのものを見つけることです。ジュエリートレードセンターでは、アメジスト、シトリン、グリーンアメジスト、トパーズ、ミルキークオーツ、レモンクオーツなど、多種多様な石が取り揃えられています。
石の種類によって価格も変わってきます。一般的に希少性の高い石や大きいサイズの石ほど高価になります。例えば、ルビーやサファイアなどの貴石は比較的高価ですが、セミプレシャスストーン(半貴石)であれば、リーズナブルな価格で美しい石を手に入れることができます。
また、同じ種類の石でも、クオリティによって価格が大きく異なります。店員さんに石のレベルについて聞くと、教えてくれることもあるようです。色の鮮やかさ、透明度、内包物の有無などが評価の基準になります。
特に人気があるのは、青系の石だという情報もあります。青はスカイブルー、ネイビーなど様々な色合いがあり、肌の色を問わず合わせやすいのが人気の理由かもしれません。
選ぶ際のコツとしては、実際に手に取って、自分の肌の色と合わせてみることです。想像していた色と実物は異なることが多いので、実際に見比べることが大切です。また、日常使いするなら、あまり大きすぎる石は邪魔になることもあるという声もあります。使用シーンを想像しながら選ぶと良いでしょう。
既製品の即日購入とオーダーメイドの両方が可能
ジュエリートレードセンターでのポメラート風リングの購入方法には、主に2つの選択肢があります。即日持ち帰りできる既製品を購入する方法と、オーダーメイドで自分好みのリングを作る方法です。
既製品の場合、店頭に並んでいるリングの中から、気に入ったデザインとサイズのものがあれば、その場で購入して持ち帰ることができます。時間がない旅行者や、すぐに使いたい方にはこの方法が便利です。
一方、オーダーメイドの場合は、石とリングのデザイン・素材を自分で選び、組み合わせを決めることができます。サイズも調整可能なので、ぴったりのリングを作れるメリットがあります。オーダーメイドの場合は、通常5日程度で完成するようです。
オーダーメイドの流れとしては、まず店頭で好きな石を選び、次にリングのデザインと素材(ゴールド、シルバー、ピンクゴールドなど)を決めます。その後、サイズを測ってもらい、注文が確定します。観光中で店に取りに戻れない場合は、送料50バーツ程度で宿泊先に配送してもらうこともできます。
石のサイズによっても印象が大きく変わります。大きな石は存在感がありますが、日常使いには少し邪魔に感じることもあるようです。複数のリングを重ね付けすることを考えている方は、やや小ぶりのものを選ぶと使いやすいかもしれません。

ジュエリートレードセンターでポメラート以外の宝石も見逃せない
- ジュエリートレードセンターの行き方はBTSスラサック駅から徒歩10分
- タサキ風やミキモト風のジュエリーも購入できるブースがある
- Rinyu and Companyは別の場所にあるポメラート風リング店
- ネックレスやピアスなどのオーダーメイドも1,000バーツから対応
- 最近の値上がり傾向に注意が必要
- まとめ:ジュエリートレードセンターでポメラート風リングを購入する際のポイント
ジュエリートレードセンターの行き方はBTSスラサック駅から徒歩10分
ジュエリートレードセンターへのアクセス方法についてご紹介します。このセンターはバンコク市内のシーロム地区に位置しており、最寄り駅はBTS(スカイトレイン)のスラサック駅です。
スラサック駅から徒歩で約10分程度で到着します。BTSアソーク駅からの場合は、サイアム駅で乗り換えてスラサック駅で下車するルートが一般的です。場所は「919 1 Si Lom, Silom, Bang Rak, Bangkok 10500」です。
タクシーやGrabを利用する方法もあります。バンコク市内のホテルからだと、おおよそ100〜200バーツ程度の料金になることが多いようです。特にBTSの駅から離れたエリアに滞在している場合は、タクシーやGrabが便利でしょう。
センターの営業時間は基本的に10:00〜19:00ですが、個々の店舗によって開店時間が異なる場合があります。特に人気店舗のJB504は11:00頃からのオープンが一般的なようです。
ジュエリートレードセンターの隣にはシャングリラホテルがあるため、「シャングリラホテルの近く」と伝えるとタクシードライバーに伝わりやすいかもしれません。また、近くには「The Pasta House」という評判の良いパスタ店もあるので、ジュエリーショッピングの後の食事スポットとして検討するのも良いでしょう。
タサキ風やミキモト風のジュエリーも購入できるブースがある
ジュエリートレードセンターでは、ポメラート風リングだけでなく、日本の高級ジュエリーブランドであるTASAKI(タサキ)風やMIKIMOTO(ミキモト)風のジュエリーも購入することができます。
TASAKIと言えば、パールを使った洗練されたデザインのジュエリーが特徴的です。ジュエリートレードセンターでは、TASAKI風の3連パールリングなど、TASAKIのデザインに似た商品を手頃な価格で購入可能です。日本では高額な商品ですが、ここではリーズナブルに手に入れることができます。
同様に、MIKIMOTOはパールジュエリーの世界的ブランドとして知られていますが、MIKIMOTO風のパールリングも見つけることができます。いずれも本物のブランド品ではありませんが、デザインの雰囲気を楽しめる商品として人気があります。
これらの商品も、JB504のようなブースで一部取り扱っていますが、各ブースの専門や得意分野が異なるため、複数のブースを見て回ることで、より多くの選択肢から選ぶことができるでしょう。
日本のブランド風のジュエリーに興味がある場合は、店員さんに「TASAKI」や「MIKIMOTO」と伝えれば、該当する商品を見せてくれるはずです。英語でのコミュニケーションが基本ですが、人気のブランド名であれば通じやすいでしょう。
Rinyu and Companyは別の場所にあるポメラート風リング店
ポメラート風リングを探している方にとって、もう一つの選択肢として「Rinyu and Company」というショップがあります。このお店はジュエリートレードセンター内ではなく、別の場所に位置しています。
Rinyu and Companyの所在地は「OP Garden Charoen Krung 36 Alley, Bang Rak, Bangkok 10500」で、営業時間は10:30〜16:30、日曜日が定休日となっています。ジュエリートレードセンターのJB504と比べると若干高めの価格設定ですが、品質の評価は高いようです。
Rinyu and Companyのポメラート風リングは、価格が4,000バーツ(約14,000円)前後と、JB504の商品より高価ですが、その分台座の部分がよりボリュームがあり、本物のポメラートに近い雰囲気があるという声があります。一つで存在感があるのがRinyu、重ね付けした時にまとまりやすいのがZenehha gems(JB504)という比較もあります。
また、Rinyu and Companyでは、リング以外にもネックレスやピアスなど、ポメラート風の様々なジュエリーが揃っています。リングとお揃いでネックレスやピアスが欲しい場合は、Rinyuが良いかもしれないという意見もあります。
どちらのショップを選ぶかは、予算や好みのデザイン、そして立ち寄りやすい場所であるかどうかによって変わってくるでしょう。時間に余裕があれば、両方のお店を見比べてみるのも良いかもしれません。
ネックレスやピアスなどのオーダーメイドも1,000バーツから対応
ジュエリートレードセンターでは、リング以外にもネックレスやピアス、ブレスレットなど様々なジュエリーのオーダーメイドに対応しています。料金は概ね1,000バーツ(約3,500円)からとなっており、デザインや素材によって価格が変動します。
ネックレスの場合、チェーンの種類や長さ、トップの大きさなどによって価格が異なります。シンプルなデザインであれば1,000バーツ程度から、複雑なデザインや大きな石を使用する場合はそれ以上の価格になることが一般的です。
ピアスのオーダーメイドも人気があります。グリーンとピンクの組み合わせや、バイカラーの石を使ったデザインなど、日本では見つけにくい個性的なデザインを作ることができます。
オーダーメイドの流れは基本的にリングと同様で、まず石を選び、次にデザインや素材を決めます。完成までの期間は、デザインの複雑さにもよりますが、概ね5〜10日程度が目安です。
なお、地下2階には工房があり、そこで直接「シルバーの指輪にしたらいくらかかりますか?」などと相談することも可能です。ただし、石を買うブース経由で頼んだ方が多少は融通が利くかもしれないという声もあります。
最近の値上がり傾向に注意が必要

近年、ジュエリートレードセンターでのポメラート風リングをはじめとするジュエリー価格は、徐々に上昇傾向にあるようです。複数のブログ記事や情報源によると、以前に比べて「値上がりしている」という声が見られます。
この値上がりの背景には、世界的な物価の上昇や材料費の高騰、そして人気の高まりによる需要増加などが考えられます。特に貴金属の価格上昇は、ジュエリー全体の価格に影響を与えています。
2021年頃には1,600バーツ(約5,500円)程度だったポメラート風リングが、現在は2,000バーツ前後、あるいはそれ以上に価格が上昇しているケースもあるようです。オーダーメイドの場合はさらに価格が上がる傾向があります。
また、2023年9月頃にはジュエリートレードセンターが改装工事に入るという情報もありました。この改装によって、ブース配置や価格設定に変更がある可能性もあります。最新の情報を事前に確認することをおすすめします。
価格の上昇はあるものの、それでも日本で購入するよりはかなりリーズナブルであることには変わりありません。例えば、日本のブランドで天然石のリングを購入すると1個30,000円程度するものが、タイでは数千円で購入できるというのは大きな魅力です。

まとめ:ジュエリートレードセンターでポメラート風リングを購入する際のポイント
最後に記事のポイントをまとめます。
- ジュエリートレードセンターはバンコクのシーロム地区にある宝石専門の大型ショッピングモール
- 最寄り駅はBTSスラサック駅で、徒歩約10分でアクセス可能
- 地下1階から4階までに数百軒の宝石店が集まっている
- 特に人気なのは地下1階(または1階に移動した)JB504のブース「Zenehha gems」
- ポメラート風リングの価格は1,400〜3,000バーツ(約5,000〜10,000円)程度
- 石の種類は豊富で、アメジスト、シトリン、グリーンアメジスト、トパーズなど多様な選択肢がある
- 既製品の即日購入とオーダーメイドの両方に対応している
- オーダーメイドは約5日で完成し、送料50バーツで配送も可能
- TASAKIやMIKIMOTO風のジュエリーも購入できる
- 別の場所にある「Rinyu and Company」も人気のポメラート風リング店
- ネックレスやピアスのオーダーメイドも1,000バーツから対応
- 近年は価格が上昇傾向にあるが、それでも日本より格段に安い
- お店が不在の時もあるので、訪問前に電話確認がおすすめ
- クレジットカード払いは10%程度の手数料がかかることがある