カルティエのラブブレスを購入しようと思っているけれど、「新型と旧型があるらしい…」「いつから新しいモデルになったの?」と疑問に思っている方も多いのではないでしょうか。実は、カルティエのラブブレスは発売以来、何度かマイナーチェンジを重ねており、着け心地や使い勝手に大きな違いがあります。

2022年夏には型番変更を伴う最新のマイナーチェンジが行われ、より使いやすく進化したモデルが登場しました。本記事では、カルティエ ラブブレスの新型がいつから販売されているのか、旧型との違いは何か、そして新型モデルを選ぶべき理由について徹底解説します。これからラブブレスの購入を検討している方は、必見の情報です!
記事のポイント!
- カルティエ ラブブレスの新型が発売された時期と詳細な変更点
- 旧型と新型の違いとそれぞれのメリット・デメリット
- 新型ラブブレスの着け方と取り外し方の簡便化
- 今後の値上がり予測と購入タイミングについて
カルティエ ラブブレス 新型はいつから販売されたのか
- カルティエ ラブブレスの新型は2022年夏に登場した
- 新型ラブブレスは型番が変更されてどう進化したのか
- 旧型と新型の3つの大きな違いを比較
- カルティエ ラブブレスの価格推移と値上がり状況
- カルティエ ラブブレスの新型購入を検討すべき理由
- 新型ラブブレスの着け方と使い勝手の改善点
カルティエ ラブブレスの新型は2022年夏に登場した
カルティエのラブブレスは、2022年夏に新たなマイナーチェンジが行われました。大黒屋のブログ情報によると、2022年夏に型番の変更と共に新たな仕様のラブブレスが登場しています。この新型は、従来のモデルからビスの形状や締め付け機構に改良が加えられたものです。
カルティエのラブブレスは、1970年にニューヨークで生まれた象徴的なジュエリーで、リジッドな2つの半円で構成されるオーバル型のブレスレットが特徴です。発売以来、そのデザインの基本は変わっていませんが、機能面では何度か改良が加えられてきました。
特に注目すべきは、ラブブレスの締め付け機構の進化です。初期のモデル(旧型)ではビスが完全に取り外せる仕様でしたが、その後2017年頃に一度目の大きな改良があり、ビスが本体から外れない仕様へと変更されました。そして2022年夏には、さらに使いやすさを向上させた新々型とも言える最新モデルが登場したのです。
新型ラブブレスの登場に伴い、カルティエの正規店では新旧モデルが同時に販売される期間もありました。これは在庫の移行期間であると考えられ、現在は基本的に新型モデルが主流となっています。
新型への移行はカルティエの公式サイトなどで大々的に告知されたわけではなく、型番の変更や仕様の微妙な違いとして静かに行われたため、一般のユーザーが気づきにくい変更でした。しかし、この小さな変更が日常使いの快適さに大きく影響するため、購入前に新旧どちらのモデルかを確認することが重要です。
新型ラブブレスは型番が変更されてどう進化したのか
新型ラブブレスへの移行は、型番の変更によって確認することができます。大黒屋の情報によると、ダイヤなしのノーマルモデルの場合、以下のように型番が変更されています。
- イエローゴールド:B6035517 → 新型番:B6067517
- ピンクゴールド:B6035617 → 新型番:B6067417
- ホワイトゴールド:B6035417 → 新型番:B6070117
※いずれもサイズ17号の場合の例です。サイズによって末尾の数字が変わります。
この型番変更に伴い、ラブブレスはどのように進化したのでしょうか。最も大きな変化は、ビスの締め付け機構の改良です。新型では、ビスをしめたときに「カチカチ」という音がするようになり、ビスがより確実に固定されるようになりました。これにより、日常使用時にビスが緩みにくくなり、ブレスレットが外れてしまうリスクが軽減されています。
また、ビスの裏側の構造も変更されています。旧型では裏側に2か所半円状の穴が開いていましたが、新型ではこの穴がなくなり、よりスムーズな表面になっています。この変更により、肌への引っかかりが少なくなり、より快適な着用感が実現されました。
進化したのは機能面だけではありません。新型のラブブレスは、カルティエの職人技術の向上により、より精緻な仕上がりになっています。ゴールドの質感や輝きはそのままに、細部の仕上げがさらに洗練され、高級感が増しています。
おそらく、この改良はユーザーからのフィードバックを元に行われたものと推測されます。長年愛用するものだからこそ、小さな不満点を解消し、より快適に使えるようにするための改良と言えるでしょう。
カルティエは常に顧客満足を追求し、製品の品質向上に努めています。ラブブレスの新型への移行も、その一環として行われたと考えられます。
旧型と新型の3つの大きな違いを比較

カルティエのラブブレスの旧型と新型には、大きく分けて3つの違いがあります。それぞれの特徴を詳しく見ていきましょう。
1つ目の違いは、ビスの取り外し方式です。旧型ラブブレスは、ビスが完全に分離する「完全分離型」でした。つまり、ブレスレットを開く際にはビスを完全に取り外す必要があり、このビスが非常に小さいため紛失するリスクが高かったのです。一方、新型ラブブレスでは、ビスが抜けても本体から完全には分離しない仕様になっています。これにより、ビスの紛失リスクが大幅に軽減されました。
2つ目の違いは、締め付け機構の改良です。新型のラブブレスでは、ビスをしめた際に「カチカチ」という音がするようになりました。これは、ビスがきちんと固定されたことを確認できる機能で、締め付けが不十分なまま使用してしまうリスクを減らす工夫です。旧型ではこのような確認機能はなく、ビスのゆるみに気づきにくいという欠点がありました。
3つ目の違いは、ブレスレット内側の構造変更です。旧型では、ビスの裏側(ブレスレットの内側)に2か所の半円状の穴が開いていましたが、新型ではこの穴がなくなり、よりスムーズな表面になっています。この変更により、肌への当たりがソフトになり、長時間の着用でも快適さが向上しています。
これらの違いは、見た目にはほとんど分からない微妙な変更ですが、実際の使用感には大きな違いをもたらします。特に、ビスの紛失防止機能は、多くのユーザーにとって大きなメリットと言えるでしょう。ラブブレスのような高価なジュエリーは長く愛用するものですから、こうした使い勝手の向上は非常に重要です。
なお、これらの違いはあくまでも機能面での改良であり、ラブブレスの象徴的なデザインや美しさは変わっていません。カルティエは伝統を守りながらも、より良い製品を提供するために細部の改良を重ねているのです。
カルティエ ラブブレスの価格推移と値上がり状況
カルティエのラブブレスは、その人気の高まりと原材料の高騰、そして円安の影響もあり、近年価格が上昇傾向にあります。大黒屋のブログ情報によると、2021年から2022年7月までの間に大幅な値上げが実施されています。
具体的な例として、ラブブレスのイエローゴールドモデルの場合、2021年には819,000円だったものが、2022年7月には940,500円になっています。これは約15%もの値上げとなります。この値上げは、5月と7月にそれぞれ8%ずつ行われたとのことで、短期間に続けて価格改定があったことがわかります。
また、Yahoo!知恵袋の情報では、2022年4月の時点で「今の円安、原材料の高騰を考えたら、絶対に今年も価格改定がある」との見方が示されており、実際にその後の値上げが行われています。カルティエに限らず、多くのラグジュアリーブランドが値上げラッシュに入っており、この傾向は今後も続く可能性があるでしょう。
価格上昇の背景には、いくつかの要因があります。まず、金やプラチナなどの貴金属の国際価格が高騰していることが挙げられます。また、円安の進行により輸入コストが上昇していることも大きな要因です。さらに、世界的な富裕層の増加によるラグジュアリー品への需要拡大も、価格上昇を後押ししています。
新型と旧型の価格差については、新型の方が若干高めに設定されている傾向があります。これは機能面での改良や新たな製造工程の導入などによるものと考えられます。ただし、カルティエの公式見解では「定価はどちらも同じ値段」とされており、モデルチェンジに伴う明示的な価格差は設けられていないようです。
購入を検討している方は、今後も値上げが続く可能性を考慮すると、早めの決断が賢明かもしれません。特に長期的に愛用するジュエリーですので、価格よりも自分の好みや使い勝手を優先して選ぶことをおすすめします。
カルティエ ラブブレスの新型購入を検討すべき理由
カルティエのラブブレスを購入する際、旧型と新型のどちらを選ぶべきか迷う方も多いでしょう。ここでは、新型ラブブレスを選ぶべき理由について考えてみましょう。
まず第一に、新型はビスの紛失リスクがほぼゼロになっています。旧型では、ブレスレットを開閉する際にビスを完全に取り外す必要があり、このビスは非常に小さいため、落としてしまうと見つけるのが困難でした。紛失した場合はビスだけの交換も可能ですが、手間と費用がかかります。新型ではビスが本体から外れない設計になっているため、この心配がありません。
第二に、新型はよりセキュアな締め付け機構を持っています。ビスをしめた際に「カチカチ」という音がするようになり、確実に固定されたことが分かるようになりました。これにより、ビスの緩みによるブレスレットの脱落リスクが低減されています。高価なジュエリーですので、この安全性の向上は大きなメリットです。
第三に、新型は着脱が容易になっています。ビスが本体から外れない設計のため、一人でも比較的簡単に着脱が可能です。旧型では基本的に二人で行うか、非常に慎重な作業が必要でしたが、新型ではその手間が軽減されています。
第四に、新型は内側の構造が改良され、より肌に優しい設計になっています。ビスの裏側の穴がなくなり、スムーズな表面になったことで、長時間の着用でも快適さが向上しています。
第五に、カルティエの正規店で購入する場合、現在主に取り扱われているのは新型です。アフターサービスやパーツ交換などを考えると、最新モデルを選ぶ方が長期的には安心と言えるでしょう。
もちろん、旧型にも独自の魅力や価値があります。特にビンテージジュエリーとしての希少性や、より「本来の」ラブブレスの体験を求める方には旧型も選択肢になるでしょう。しかし、実用面や長期的な使いやすさを重視するなら、新型の方が優れていると言えます。
結局のところ、どちらを選ぶかは個人の好みや価値観によりますが、初めてラブブレスを購入する方には、より使いやすい新型をおすすめします。
新型ラブブレスの着け方と使い勝手の改善点
新型ラブブレスは、着け方と使い勝手において大きな改善が見られます。宝石広場のブログ情報によれば、2017年頃に登場した新型(そして2022年夏にさらに改良された新々型)は、着脱方法が大幅に簡略化されています。
旧型のラブブレスの場合、着け方は以下のようなステップでした:
- ブレスレットを開く(2つのパーツに分ける)
- ビスを完全に取り外す(この時点でビスを紛失するリスクあり)
- 2つのパーツを手首に巻き付ける
- ビスを戻して締め付ける
一方、新型の着け方はより簡単になっています:
- ブレスレットを開く(ビスは本体から外れない)
- 手首に巻き付ける
- ビスを締め付ける
特に2022年夏に登場した最新モデルでは、ビスをしめた際に「カチカチ」という音がして、確実に固定されたことが分かるようになっています。これにより、ビスの締め付け不足による脱落リスクが減少しました。
また、宝石広場のブログでは2017年頃に登場した新型について、「釘のヘッド部分の下側にある5本のスリット部分を押すと、簡単に外れる」と説明されています。これは「ジュスト アン クル」ブレスレットの説明ですが、同様の原理でラブブレスも改良されていると考えられます。この機構により、ほとんど力を入れずにワンプッシュで開けられるようになったというのです。
日常使いにおいても、新型は大きなメリットがあります。ビスが緩みにくくなったため、長期間着用していてもビスチェックの頻度を減らせるようになりました。また、内側の構造がスムーズになったことで、肌への摩擦が減り、より快適に着用できるようになっています。
なお、ラブブレスは日常的な水との接触には耐えられるため、シャワーや入浴時に着用したままでも問題ありません。ただし、温泉や海水浴など特殊な環境下では外すことが推奨されています。また、スポーツ時の着用には注意が必要で、激しい運動や接触の多いスポーツをする際は保護するか外すことを検討すべきです。
いずれにせよ、新型ラブブレスは旧型と比較して、より現代のライフスタイルに合った使いやすい設計になっていると言えるでしょう。

カルティエ ラブブレス 新型を知っておくべき詳細情報
- カルティエ ラブブレス スモールモデルの特徴と新旧の違い
- カルティエ ラブブレスの新型は一人でも簡単に着脱可能
- カルティエ ラブブレスを日常生活でつけっぱなしにする際の注意点
- カルティエ ラブブレスの偽物見分け方と新型の特徴
- カルティエ ラブブレスの新型を愛用している芸能人
- カルティエ ラブブレスの歴史と現代の愛の象徴としての意味
- まとめ:カルティエ ラブブレス 新型はいつから販売され、どんな特徴があるのか
カルティエ ラブブレス スモールモデルの特徴と新旧の違い
カルティエのラブブレスには、クラシックサイズの他に「SMサイズ(スモールモデル)」と呼ばれる細身のバージョンも存在します。このSMモデルも、クラシックサイズと同様に新型への移行が行われています。では、SMモデルの特徴と新旧の違いについて見ていきましょう。
SMモデルの最大の特徴は、その細さです。宝石広場のブログによると、クラシックサイズが幅約6mmなのに対し、SMモデルは幅約3.65mmと細めに設計されています。このスリムなデザインにより、手首をよりほっそりと見せる効果があり、特に女性に人気があります。また、重さも約21.1gと軽量なので、長時間着用しても手首に負担がかかりにくいという利点もあります。
SMモデルの新旧の違いも、基本的にはクラシックサイズと同様です。旧型はビスが完全に取り外せる仕様でしたが、新型ではビスが本体から外れない設計になっています。ただし、SMモデルはクラシックサイズと異なり、ビスが一箇所のみという特徴があります。このため、着脱がより簡単になっているのがSMモデルの利点です。
新型SMモデルでも、2022年夏のマイナーチェンジが行われていると考えられます。ビスの締め付け機構の改良やブレスレット内側の構造変更など、クラシックサイズと同様の進化が施されているでしょう。
価格面では、SMモデルはクラシックサイズよりもやや安価に設定されています。ダイヤなしのノーマルタイプで比較すると、2022年7月時点でSMモデルは約600,000〜700,000円程度、クラシックサイズは約940,000円程度となっています。使用する素材量が少ないため、この価格差は理にかなっていると言えるでしょう。
SMモデルの魅力は、その軽やかさと重ね付けのしやすさにあります。複数のブレスレットを組み合わせたり、腕時計と一緒に着けたりすることで、自分だけのユニークなスタイルを作り出せます。クラシックサイズが単体でも十分な存在感を放つのに対し、SMモデルはよりカジュアルな日常使いに適していると言えるでしょう。
新型SMモデルの購入を検討している方は、その軽やかさと使いやすさ、そして新型の便利な機能を組み合わせた、現代的なラブブレスの魅力を楽しむことができるでしょう。
カルティエ ラブブレスの新型は一人でも簡単に着脱可能
カルティエのラブブレスが「愛の手錠」と呼ばれる所以は、その独特な着脱方法にあります。従来のラブブレスは、パートナーの助けがなければ着脱が難しく、愛する二人の絆を象徴するものでした。しかし、新型のラブブレスでは、この「不便さ」が改良され、一人でも比較的容易に着脱できるようになっています。
旧型ラブブレスの場合、着脱には以下のような手順が必要でした:
- 専用のドライバーでビスを緩める
- ビスを完全に取り外す
- ブレスレットを2つに分けて開く
- 手首に装着した後、再びブレスレットを閉じる
- ビスを戻して締め付ける
この過程では、小さなビスを扱う必要があり、一人で行うと非常に難しく、ビスを落として紛失するリスクも高かったのです。また、ビスの取り付け位置を正確に合わせる必要があり、手先の器用さも求められました。
一方、新型ラブブレスでは、以下のような改良が施されています:
- ビスが本体から完全に外れない設計
- ビスを緩めるだけでブレスレットを開閉できる
- 2022年夏の最新モデルでは、ビスをしめた際に「カチカチ」という音がして確実に固定されることが分かる
特に、ビスが本体から外れないという変更は大きな進化です。これにより、ビスの紛失リスクがなくなっただけでなく、着脱時の手間も大幅に軽減されました。ビスをドライバーで緩めるだけでブレスレットを開けられるため、一人でも比較的簡単に着脱できるようになったのです。
宝石広場のブログでは、2017年頃に登場した新型について、「片手で簡単にワンプッシュで開くようになり、急いでいても非常にクイックな着脱が可能になった」と評価しています。これは「ジュスト アン クル」ブレスレットの説明ですが、同様の原理でラブブレスも改良されていると考えられます。
この改良により、ラブブレスはより現代的なライフスタイルに合った実用的なジュエリーへと進化しました。パートナーと協力して着脱するという象徴的な意味は薄れたかもしれませんが、日常使いの便利さという点では大きく向上しています。
ただし、カルティエの公式サイトによれば、ラブブレスの着脱には依然として「サポートが必要」とされています。完全に一人で簡単にできるわけではなく、やはり誰かの手を借りた方が安全かつスムーズに着脱できるでしょう。新型になっても、「愛の手錠」としての本質は保たれているのかもしれません。
カルティエ ラブブレスを日常生活でつけっぱなしにする際の注意点

カルティエのラブブレスは、その独特な着脱方法から、多くの方が「つけっぱなし」で使用しています。基本的には問題ありませんが、長期間快適に使用するためには、いくつかの注意点があります。
まず、水との接触については、日常的なシャワーや入浴程度であれば問題ありません。ラブブレスは18Kゴールド(またはプラチナ)で作られており、通常の水に強い素材です。しかし、温泉や海水浴など特殊な環境下では外すことをおすすめします。温泉に含まれる硫黄分や海水の塩分は、長期的には貴金属に悪影響を与える可能性があるためです。
次に、スポーツや激しい運動時の着用には注意が必要です。特に接触の多いスポーツやウェイトトレーニングなどの重量物を扱う運動の際は、ブレスレットが衝撃を受けたり、重量物と接触して変形したりする可能性があります。また、衝撃でビスが緩む可能性もあるため、激しい運動の際は外すか、保護カバーを使用することをおすすめします。
長期間着用していると、ビスが少しずつ緩んでくることがあります。これは、日常的な動作や温度変化などによるものです。旧型では特にこの傾向が強かったですが、新型でも定期的なチェックは必要です。少なくとも月に一度は、付属のドライバーでビスの締まり具合を確認し、必要に応じて締め直すと良いでしょう。特に2022年夏の新モデルでは、ビスをしめた際に「カチカチ」という音がするので、適切に締まっているかどうかが分かりやすくなっています。
また、長期間着用していると、ゴールドの表面に細かい傷がつくのは避けられません。特にデスクワークなど、ブレスレットが硬い面に接触する機会が多い場合は注意が必要です。なるべく傷がつかないよう、デスクの角に保護テープを貼るなどの工夫も一案です。
最後に、定期的なクリーニングも重要です。汗や皮脂、埃などが付着すると、ゴールドの輝きが失われていきます。自宅でのケアとしては、柔らかい布で表面の汚れを丁寧に拭き取ることが基本です。より深い清掃が必要な場合は、専用のジュエリークリーナーを使用するか、カルティエの正規店でプロフェッショナルなクリーニングを依頼すると良いでしょう。
これらの点に注意すれば、カルティエのラブブレスは長期間にわたって美しさを保ち、愛用することができるでしょう。新型ラブブレスはビスが緩みにくくなっているため、つけっぱなしでの使用も旧型よりも安心感があります。
カルティエ ラブブレスの偽物見分け方と新型の特徴
高価なカルティエのラブブレスは、残念ながら偽物も多く出回っています。特に新型ラブブレスを購入する際には、本物かどうかをしっかり見極めることが重要です。ここでは、偽物を見分けるポイントと、新型ラブブレスの特徴的な要素を紹介します。
まず、カルティエのラブブレスを購入する際は、信頼できる正規店や有名な中古ブランド店を利用することが最も安全です。不審に思える低価格での販売や、怪しいオンラインマーケットでの取引には注意しましょう。
偽物を見分けるポイントとしては、以下の点に注目すると良いでしょう:
- 刻印の確認: 本物のラブブレスには、内側に「Cartier」のロゴ、品番、ゴールドの刻印(例:750=18K)が刻まれています。新型の場合、これらの刻印は精密で鮮明です。偽物は刻印が粗雑だったり、配置が不自然だったりすることが多いです。
- 素材と重量: 本物のラブブレスは18Kゴールドまたはプラチナ製で、適切な重量感があります。偽物は軽すぎたり、金属の色味が不自然だったりすることがあります。特に、新型の重量は規格化されていますので、極端に軽い場合は疑わしいと考えるべきでしょう。
- ビスの構造: 新型ラブブレスの最大の特徴は、ビスが本体から外れない設計になっていることです。さらに2022年夏の最新モデルでは、ビスをしめた際に「カチカチ」という音がする機構が導入されています。偽物ではこうした細かい構造の再現が難しく、ビスの動きや締め付け感が異なることが多いです。
- 仕上げの品質: 本物のカルティエ製品は、非常に高い品質基準で製造されています。ブレスレットの接合部や表面の仕上げに粗さがあったり、不均一さがあったりする場合は、偽物である可能性が高いです。
- 付属品の確認: 本物のラブブレスには、カルティエのロゴ入り専用ケース、ギャランティカード、専用ドライバー、取扱説明書などが付属します。これらの付属品の品質や印刷物の仕上がりも確認するとよいでしょう。
新型ラブブレスに特有の特徴としては、先述のビス構造の他に、ブレスレット内側の変更があります。旧型では内側に2カ所の半円状の穴が開いていましたが、新型ではこの穴がなくなり、よりスムーズな表面になっています。この特徴は偽物では見逃されがちなポイントです。
また、型番の確認も重要です。大黒屋のブログによれば、2022年夏のモデルチェンジで型番が変更されました(例:イエローゴールドの場合、B6035517→B6067517)。購入を検討している品物の型番が、現行の正規型番と一致しているかを確認することも偽物を見分ける手がかりになります。
なお、中古市場で旧型モデルを購入する場合も、上記のポイントを参考にしつつ、その時代の正規品の特徴と一致しているかを確認することが大切です。信頼できる鑑定士のいるショップで購入するのが最も安心でしょう。
カルティエ ラブブレスの新型を愛用している芸能人
カルティエのラブブレスは、その洗練されたデザインと象徴的な意味から、多くの芸能人にも愛用されています。新型ラブブレスが登場してからも、その人気は衰えることなく、むしろ使いやすさが向上したことで、さらに多くのセレブリティに選ばれるようになっています。
提供されたテキスト情報によると、ラブブレスを愛用している芸能人として、板野友美さん、華原朋美さん、浜崎あゆみさんの名前が挙げられています。彼女たちがどのようにラブブレスを着用しているか、そしてどのモデルを選んでいるのかを見てみましょう。
元AKB48のメンバーとして知られる板野友美さんは、カジュアルな私服からステージ衣装まで、様々なシーンでラブブレスを着用しています。彼女のインスタグラムでは、ラブブレスを着けた写真を頻繁に見ることができます。特徴的なのは、複数のラブブレスを重ね付けしていることです。異なる素材や色のラブブレスを組み合わせることで、より個性的で華やかな印象を作り出しています。新型ラブブレスは旧型に比べて軽量で着脱も容易なため、このような重ね付けスタイルにも適しています。
華原朋美さんは、1990年代後半から2000年代初頭にかけて日本の音楽シーンを席巻した女性シンガーです。彼女が愛用していたのは、クラシックなイエローゴールドのラブブレスです。このモデルは、1970年の発売以来50年以上にわたって愛され続けている定番アイテムです。華原さんとラブブレスの関係は、単なるファッションアイテム以上のものがあります。1996年にリリースされた彼女のアルバム「LOVE BRACE」は、このジュエリーにインスピレーションを受けて制作されたと言われています。
浜崎あゆみさんが愛用しているのは、パヴェダイヤモンドがセッティングされたラブブレスです。パヴェセッティングとは、小さなダイヤモンドを敷き詰めるように並べる技法で、全体的に輝きを増す効果があります。このラグジュアリーなバージョンのラブブレスは、浜崎さんのゴージャスなイメージにぴったりと合っています。彼女は、コンサートやミュージックビデオ、そして日常生活でもこのブレスレットを着用しています。
これらの芸能人が愛用しているラブブレスが新型かどうかは明示されていませんが、近年の写真であれば、おそらく新型モデルを着用している可能性が高いでしょう。特に、複数のブレスレットを重ね付けしている板野さんの場合、着脱の容易さから新型を選んでいる可能性があります。
芸能人のスタイリングは、私たちの参考になることも多いです。彼女たちのように、ラブブレスを自分のスタイルに合わせて楽しむことができるのも、このジュエリーの魅力の一つかもしれません。
カルティエ ラブブレスの歴史と現代の愛の象徴としての意味
カルティエのラブブレスは、単なるジュエリーを超えた文化的アイコンとして、その歴史と象徴的な意味を持っています。1970年に誕生してから半世紀以上経った今も、変わらぬ人気を誇るこのブレスレットの歴史と、現代における意味について掘り下げてみましょう。
ラブブレスの誕生は、1969年にさかのぼります。カルティエのデザイナーであったアルド・チプロは、古代の戦士が妻の貞操を守るために使用したという「貞操帯」からインスピレーションを得ました。この歴史的な概念を現代的に解釈し、愛する二人のための特別なジュエリーとして再構築したのです。
1970年に「ラブブレス」として正式に発売されたこのジュエリーは、当時としては革新的な「愛の手錠」というコンセプトで大きな話題を呼びました。専用のドライバーでビスを締めて固定するという独特な着脱方法は、互いの信頼と愛情の象徴として受け入れられました。
興味深いのは、ラブブレスが登場した1970年頃が、自由な恋愛が広まった時代だったという点です。「愛の束縛」を象徴するジュエリーが、自由を重んじる時代に人気を博したのは、一見矛盾しているように思えます。しかし、この逆説的なコンセプトこそが、ラブブレスの魅力となりました。自由な恋愛の中で、あえて相手との絆を強調するという新しい価値観が、多くの人々の共感を得たのです。
当初、カルティエはラブブレスを自分自身のために購入することを禁止していたという噂もあります。購入できるのはカップルのみだったとも言われ、2人で協力して着脱するという行為に特別な意味を持たせていました。これは、「愛の手錠」というコンセプトを強化するための施策だったのでしょう。
しかし、時代の変化と共に、ラブブレスの意味も少しずつ変わってきました。現代では、パートナーへの贈り物としてだけでなく、自分自身への特別なご褒美として購入する方も増えています。また、友情や家族の絆を象徴するギフトとしても選ばれるようになりました。
2017年頃に始まり、2022年夏に完成した新型への移行は、この時代の変化を反映したものとも言えるでしょう。パートナーの助けが絶対に必要だった旧型から、一人でも着脱しやすい新型への進化は、より自由で個人主義的な現代のライフスタイルに合わせた変化と言えます。「愛の手錠」という本来のコンセプトはやや薄れたかもしれませんが、その代わりに実用性と使いやすさが向上しました。
それでも、ラブブレスの持つ象徴性は今も健在です。シンプルながらも洗練されたデザイン、そして「愛」を象徴するビスモチーフは、時代を超えて愛され続けています。単なるファッションアイテムではなく、特別な意味を持つジュエリーとして、多くの人々の心を捉え続けているのです。
また、ラブブレスはその不変的なデザインから、投資価値の高いジュエリーとしても注目されています。長年にわたって人気が続き、定期的な値上げも相まって、購入時の価格を維持しやすいアイテムとなっています。例えば、2021年に819,000円だったYGモデルが、わずか1年ほどで940,500円に値上がりしたことからも、その価値の上昇傾向がうかがえます。
現代におけるラブブレスの魅力は、その歴史と伝統、そして時代に合わせた進化の両方にあると言えるでしょう。旧型のビンテージモデルには時代を超えた価値があり、新型には現代的な使いやすさがあります。どちらを選ぶかは個人の価値観によりますが、いずれにしてもカルティエのラブブレスは、単なるジュエリー以上の意味を持つ存在であり続けるでしょう。
そして今、新型ラブブレスは誰もが自分のライフスタイルに合わせて楽しめるジュエリーとなっています。パートナーへの愛の証としてはもちろん、自分自身への特別なギフトとしても。カルティエは伝統を守りながらも、現代のニーズに応える形で進化を続けているのです。

まとめ:カルティエ ラブブレス 新型はいつから販売され、どんな特徴があるのか
最後に記事のポイントをまとめます。
- カルティエのラブブレスの新型は2022年夏に登場し、型番変更と共に新たな機能改良が施された
- 旧型から新型への主な変更点は、ビスが本体から外れない設計になったこと
- 2022年の新型では、ビスをしめた時に「カチカチ」と音がする機構が導入され、より確実な固定が可能に
- 新型ラブブレスは内側のデザインも変更され、肌触りが向上している
- 新型の登場後も旧型は一定期間併売されていたが、現在は新型が主流
- 新型ラブブレスは一人での着脱が比較的容易になり、現代のライフスタイルに合わせた使いやすさを実現
- ラブブレスは2021年から2022年にかけて約15%値上げされており、今後も価格上昇が予想される
- カルティエのラブブレスは「愛の手錠」として象徴的な意味を持つジュエリーだが、新型では実用性が向上
- SMモデル(スモールモデル)も新型への移行が行われ、より軽量で使いやすくなっている
- 新型ラブブレスはビスが緩みにくく、日常的につけっぱなしにしやすい設計となっている
- 芸能人の間でも人気が高く、板野友美さん、華原朋美さん、浜崎あゆみさんなどが愛用している
- 購入時は必ず正規店や信頼できる中古店を利用し、偽物に注意することが重要