ラグジュアリージュエリーの頂点に君臨する日本の「ミキモト」と、反骨精神あふれるシルバージュエリーブランド「クロムハーツ」。一見正反対に思える両者が2024年11月に夢のコラボレーションを実現させたことで、ジュエリー界に激震が走りました。このミキモト×クロムハーツは世界限定7店舗でのみ販売され、発売と同時に即完売するアイテムも続出しています。

今回はミキモト×クロムハーツのコラボレーションについて、発売日・販売店舗・価格帯・ラインナップなど気になる情報を徹底解説します。さらに、神宮寺勇太さんなど著名人が着用したことでさらに話題となった各アイテムの特徴や、このコラボレーションが生まれた背景まで、知りたい情報を余すことなくまとめました。
記事のポイント!
- ミキモト×クロムハーツコラボの正式発売日と購入可能な限定店舗
- 全11種類のコラボアイテムの特徴と価格帯
- コラボレーションが実現した背景とストーリー
- 発売後の注目ポイントと資産価値・買取相場の現状
ミキモト クロムハーツ 発売日について知っておくべきこと
- ミキモト クロムハーツ 発売日は2024年11月8日からが正式スタート
- ミキモト クロムハーツの販売店舗は世界で7店舗のみという限定性
- ミキモト クロムハーツコラボの価格帯は50万円から300万円超えの超高級ライン
- ミキモト クロムハーツコラボは全11種類のアイテムを展開
- ミキモト クロムハーツコラボの中でもネックレスは4種類のみの超限定品
- ミキモト クロムハーツコラボが誕生したきっかけは創業者家族の真珠への情熱
ミキモト クロムハーツ 発売日は2024年11月8日からが正式スタート
ミキモトとクロムハーツの初コラボレーションは、2024年11月8日から正式に発売されました。この発売日に先立ち、2024年11月7日(現地時間)にはアメリカ・ニューヨークで発表会が開催され、世界中から注目を集めました。
発表会にはミキモトのグローバルブランドアンバサダーを務めるソン・ウェイロン、ハリウッド女優のミシェル・ヨー、そして日本からはNumber_iの神宮寺勇太さんが参加。神宮寺さんはミキモト×クロムハーツのコラボレーションジュエリーを身につけ、SNSやメディアで大きな話題となりました。
コラボレーションが正式発表されたのは2024年11月初旬でしたが、実際の企画自体は2020年頃から始まっていたとされています。クロムハーツの創業者リチャード・スタークの長女ジェシー・ジョーが真珠の魅力に惹かれたことがきっかけで、両ブランドのデザイナーたちが長い時間をかけて企画を練り上げてきました。
発売日当日は各販売店舗で一般販売が行われましたが、一部アイテムはすぐに完売。特に限定数の少ないネックレスなどは予約で埋まっていたという情報もあります。なお、一部店舗では招待客限定での先行販売も行われていたようです。
発売日から数ヶ月が経過した現在(2025年3月時点)でも、ミキモト×クロムハーツのコラボアイテムは高い人気を保ち続けており、公式サイトでも品切れ表示が続いています。
ミキモト クロムハーツの販売店舗は世界で7店舗のみという限定性
ミキモト×クロムハーツのコラボレーションアイテムは、世界でわずか7店舗でのみ販売されるという徹底した限定性が特徴です。具体的な販売店舗は以下の通りです:
【ミキモト】
- 銀座4丁目本店(日本)
- ニューヨーク店(アメリカ)
- 香港店
【クロムハーツ】
- ニューヨーク店(アメリカ)
- 青山店(日本)
- ロンドン店(イギリス)
- 香港店
日本国内では、東京の「ミキモト銀座4丁目本店」と「クロムハーツ青山店」の2店舗でのみ取り扱いがあり、全国の他店舗では購入できません。これはクロムハーツの従来のビジネスモデルに沿ったもので、希少性の高さを保つための戦略と考えられます。
なお、両ブランドの公式オンラインショップでの取り扱いは現時点では確認されておらず、公式サイトでも詳細な販売情報は限定的にしか公開されていません。これは、クロムハーツが伝統的にオンラインでの販売を控え、実店舗での購入体験を重視しているためでしょう。
また、国内店舗では販売開始当初、一部のアイテムについては展示のみが行われ、一般販売の日程は未定とされていました。現在(2025年3月時点)でも、人気アイテムは予約待ちの状態が続いているようです。
このような限られた販売チャネルと厳選された店舗のみでの取り扱いは、コラボレーションの特別感を高め、コレクターズアイテムとしての価値を確立する狙いがあると考えられます。
ミキモト クロムハーツコラボの価格帯は50万円から300万円超えの超高級ライン

ミキモト×クロムハーツのコラボレーションアイテムは、その希少性と両ブランドの高い技術力を反映した価格設定となっています。一般的な価格帯は50万円から300万円と、超高級ラインに位置づけられています。
公開されている具体的な価格情報としては、以下のようなものがあります:
- ネックレス:3,740,000円(税込)
- ピンブローチ:616,000円(税込)
他のアイテムも同様に高額で、例えばブレスレットは100万円前後、イヤリングやピアスも50万円から120万円程度と見られています。なお、これらの価格は発売当初のものであり、現在は変動している可能性もあります。
このような高額な価格設定の背景には、以下のような要因があると考えられます:
- 両ブランドともに熟練の職人によるハンドクラフト制作
- ミキモトの厳選された高品質なパール使用
- クロムハーツの925シルバーや18Kゴールドなど高級素材の採用
- 両ブランドのブランド価値とステータス性
- 極めて限定的な生産数
特に注目すべきは、ミキモトが採用するパールの品質です。ミキモトでは採取された真珠のうち、わずか10%未満の最高品質のものだけを使用しており、この厳格な基準が価格に反映されています。
また、クロムハーツも全てのアイテムをハリウッドの工房で手作りするなど、徹底した品質管理とクラフトマンシップにこだわっており、これらの要素が合わさって超高級ラインとしての価格帯を形成しています。
ミキモト クロムハーツコラボは全11種類のアイテムを展開
ミキモト×クロムハーツのコラボレーションでは、全11種類のコアコレクションが展開されています。これらのアイテムは、ミキモトのパールとクロムハーツの象徴的なモチーフを融合させた、唯一無二のデザインとなっています。
コレクションは以下のようなラインナップで構成されています:
- 限定ハンドクラフトネックレス(4種類)
- ペンダント
- ラリエットネックレス
- パールストランドネックレス(2種類)
- ドロップイヤリング(複数種)
- スタッドイヤリング(複数種)
- ブレスレット
- ピンブローチ
これらのアイテムは全て、ミキモトのパールの純粋なエレガンスとクロムハーツの大胆で独創的なモチーフが融合した、新しい美学を体現しています。例えば、クロムハーツの象徴的なクロスモチーフとミキモトのアコヤ真珠が組み合わされたペンダントや、クロムハーツのCHプラスにパールを配したピアスなど、どれも従来のジュエリーの概念を覆すような斬新なデザインとなっています。
また、使用されているパールもバリエーション豊かです。当初はクロムハーツのイメージからブラックパールが使われると予想する声もありましたが、実際には白いアコヤ真珠が多く採用されており、クロムハーツのゴシックな雰囲気とのコントラストが美しい調和を生み出しています。
注目すべきは、これらのアイテムが単なるアクセサリーというよりもアートピースとしての価値を持っている点です。両ブランドの熟練した職人たちの技術が結集した、コレクターズアイテムとしても高い評価を受けています。
ミキモト クロムハーツコラボの中でもネックレスは4種類のみの超限定品
ミキモト×クロムハーツのコラボレーションの中でも、特に注目を集めているのが4種類のみ製作された限定ハンドクラフトネックレスです。これらのネックレスは、コレクション全体の中でも最も希少価値の高いアイテムとなっています。
これらのネックレスの特徴としては、アコヤ真珠とホワイトゴールドのクロスモチーフを組み合わせた精巧なデザインが挙げられます。特に、ペンダントトップの位置を調整できるものもあり、ループタイやロングネックレスとして様々なスタイルを楽しめる機能的な設計も魅力となっています。
価格も最も高額なラインで、約370万円(税込)するものもあります。これらのネックレスは発売と同時に予約で完売したと言われており、実際に店頭で購入できる機会はほとんどなかったとも言われています。
第75回NHK紅白歌合戦では、Number_iの神宮寺勇太さんがこのコラボネックレスを着用したことで大きな話題となりました。また、発表会においても女優のミシェル・ヨーさんがネックレスを着用しており、その美しさと存在感が際立っていました。
ネックレスの中には、クロムハーツのクラシカルなモチーフをミキモトのパールで表現したチョーカータイプも含まれており、ダイヤモンドがふんだんに使われたものもあります。これらは通常のジュエリーとしてではなく、アートピースとしての価値も高いとされています。
製作数が極めて限られているため、今後も希少性は高まる一方と予想され、コレクターズアイテムとしての価値も上昇していく可能性が高いでしょう。
ミキモト クロムハーツコラボが誕生したきっかけは創業者家族の真珠への情熱
ミキモト×クロムハーツのコラボレーションが実現した背景には、興味深いストーリーがあります。このプロジェクトは2020年頃から構想され始めたと言われており、その発端はクロムハーツの創業者リチャード・スタークの長女ジェシー・ジョーの真珠への情熱にありました。
ジェシー・ジョーは真珠の魅力に深く惹かれ、クロムハーツのクラシックなジュエリーに真珠の要素を取り入れたデザインを構想していました。その際に父リチャード・スタークが「真珠はミキモトでなければならない」と提言したことが、このコラボレーションの始まりとなりました。
このリチャードの言葉には深い意味があります。ミキモトは1893年に世界で初めて真珠の養殖に成功した創業者・御木本幸吉によって設立された、130年以上の歴史を持つ老舗ジュエリーブランドです。その技術は「ミキモトパール」として世界的に知られ、真珠の品質に関しては他の追随を許さない存在となっています。
一方のクロムハーツは、1988年にリチャード・スタークによって設立された比較的新しいブランドですが、そのハンドクラフトの技術とデザイン性で「シルバー界の帝王」との呼び名を獲得しています。バイク用のレザーウェアからスタートし、現在はシルバーアクセサリーを中心に展開する人気ブランドへと成長しました。
両ブランドは一見すると対照的ですが、「最高品質へのこだわり」「革新的な精神」「伝統と技術の重視」など、多くの共通点を持っています。ミキモトとクロムハーツの出会いは必然だったとも言え、デザイナーたちはお互いのクラフトマンシップや伝統、デザインを尊重し合いながら、この特別なコレクションを生み出しました。
このように、ミキモト×クロムハーツのコラボレーションは単なるビジネス上の提携ではなく、真珠の美しさへの情熱と最高品質を追求する姿勢が結びついた結果生まれた、両ブランドの魂が宿った特別なコレクションと言えるでしょう。

ミキモト クロムハーツ 発売日以降の注目ポイントと関連情報
ミキモト クロムハーツのコラボネックレスは神宮寺勇太さんも着用で話題に
ミキモト×クロムハーツのコラボレーションネックレスは、発売日以降、日本のアーティスト・神宮寺勇太さんが着用したことでさらに大きな注目を集めました。神宮寺さんはNumber_iのメンバーであり、ミキモトのブランドアンバサダーも務めています。
神宮寺さんは2024年11月7日にニューヨークで開催された発表会に参加しただけでなく、同年12月31日に放送された第75回NHK紅白歌合戦でもミキモト×クロムハーツのネックレスを着用。Number_iの出演時にはSNSでも大きな話題となり、コラボアイテムの認知度を一気に高めることとなりました。
また、Nissyさんとのツーショット写真でも着用が確認されており、様々な場面でこのコラボネックレスを愛用している様子が伺えます。神宮寺さんは元々クロムハーツのアイテムを愛用していたこともあり、上品なパールとハードなクロムハーツの融合というコンセプトが彼のスタイルにぴったりとマッチしています。
神宮寺さんの着用によって、これまでパールジュエリーに馴染みが薄かった男性層にも注目されるようになり、「メンズでもパールを取り入れたい」という新たなトレンドを生み出したとも言われています。彼の透き通った肌に映えるパールの輝きは、多くのファンから「眩しすぎる」「似合いすぎ」などの声が寄せられました。
このように、神宮寺勇太さんという適切なインフルエンサーの起用も、ミキモト×クロムハーツのコラボレーションの成功要因の一つとなっています。彼の存在によって、伝統的なジュエリーブランドとエッジの効いたシルバーアクセサリーブランドという、一見相反するコラボレーションが自然な形で多くの人々に受け入れられる結果となりました。
ミキモト クロムハーツのセーフティーピンはラグジュアリーとエッジの融合
ミキモト×クロムハーツのコラボレーションアイテムの中でも、セーフティーピン(安全ピン)は特に注目を集めています。これはクロムハーツの定番アイテムである安全ピンに、ミキモトのパールを組み合わせた斬新なデザインとなっています。
このセーフティーピンは「ラグジュアリーとモダンの融合」を象徴するアイテムとして、コレクション全体のコンセプトを端的に表現しています。ピンブローチとしても知られるこのアイテムは、約61万6,000円(税込)という価格設定で、コラボアイテムの中では比較的手が届きやすいレンジにあります。
デザイン的には、クロムハーツのCHプラスにダイヤモンドを埋め込み、さらに3つのミキモトパールをセットした贅沢な仕様となっています。従来のクロムハーツのセーフティーピンが持つエッジの効いた雰囲気に、パールの上品さが加わることで、ドレッシーな印象に仕上がっています。
使用方法も多様で、ジャケットや帽子につけたり、ネックレスやピアスとして着用することもできます。この汎用性の高さも人気の理由の一つです。特にメンズファッションにおいては、パールジュエリーの入門アイテムとしても注目されています。
クロムハーツのセーフティーピンは、ハンドクラフト製で925シルバー(一部22Kゴールド)を使用した高品質なアイテムとして定評がありますが、ミキモトとのコラボレーションによってさらに高級感とユニークさが増しています。
シンプルながらもインパクトのあるデザインで、ファッションのアクセントとして多くのファッショニスタから支持を集めており、発売日以降も継続的な人気を誇っています。
ミキモト クロムハーツのブレスレットはサイズ展開も豊富で男女問わず人気

ミキモト×クロムハーツのコラボレーションブレスレットは、細身のデザインながら存在感抜群のアイテムとして大きな注目を集めています。アコヤ真珠とクロムハーツのベビーファットクロス、CHプラスボタンが特徴的なこのブレスレットは、エレガンスとエッジが絶妙に融合した逸品です。
このブレスレットの特長の一つが、S・M・Lの3サイズ展開であることです。これにより女性はもちろん、男性も自分の手首のサイズに合わせて選ぶことができるため、ユニセックスなアイテムとして人気を博しています。価格は100万円前後からと言われていますが、具体的なサイズによる価格差については公開されていません。
ブレスレットの留め具部分はCHプラスボタンとなっており、ネックレスとは異なるデザインを採用。小ぶりながらも真珠の華やかさとクロスの重圧感が絶妙にバランスを取り、存在感ある仕上がりとなっています。
2024年11月7日に開催されたミキモト×クロムハーツの完成披露パーティーでは、神宮寺勇太さんや女優のミシェル・ヨーさんもこのブレスレットを着用していました。特に神宮寺さんの着用によって、「男性でもパールブレスレットを身につける」というスタイルが注目されるようになりました。
ブレスレットは指輪やネックレスと比べて比較的カジュアルに取り入れやすいアイテムであるため、ミキモト×クロムハーツの世界観を手軽に体験したい方にもおすすめです。また、他のジュエリーとの重ね付けも楽しめるため、自分らしいアレンジも可能です。
発売日から時間が経過した現在でも、このブレスレットは高い人気を維持しており、入手困難な状況が続いているようです。男女問わず愛されるデザインと機能性を備えたアイテムとして、コラボレーションの成功を象徴する存在となっています。
ミキモト クロムハーツのピアスはエッジを効かせた5種類の多彩なデザイン
ミキモト×クロムハーツのコラボレーションピアスは、5種類もの多彩なバリエーションが展開され、個性的なデザインが魅力となっています。ドロップタイプやスタッドタイプ、CHクロスをモチーフにしたものなど、様々なスタイルが用意されています。
特徴的なのは、小ぶりながらも存在感のあるデザインで、顔まわりを華やかに演出してくれる点です。クロムハーツらしいエッジの効いたデザインに、ミキモトのパールが加わることで、従来のパールピアスとは一線を画す新しい魅力を放っています。
ロングタイプのデザインは、揺れる動きが美しく、光の加減によってパールの輝きが変化する様子も楽しめます。CHクロスやハート、スタッドといったファンシーなデザインは、エッジの効いた見た目ながらも上品な印象を与え、男女問わず人気となっています。
価格帯は50万円から120万円程度と言われており、コラボアイテムの中では比較的手に入れやすい価格帯に位置しています。特に「アコヤパールピアス 18K&ダイヤ」は約120万円(税別)で、高級感とデザイン性を両立した人気アイテムです。
小ぶりなデザインであることから、初めてパールのピアスを取り入れたい方にもおすすめのアイテムとなっています。クロムハーツのハードな雰囲気とパールの柔らかさが絶妙にマッチし、カジュアルな服装からフォーマルな場面まで幅広く活用できる汎用性の高さも魅力です。
コラボピアスは発売日以降も人気が衰えることなく、現在でも入手困難な状況が続いているようです。特に限定店舗でしか購入できないことから、コレクターズアイテムとしての価値も高まっています。
ミキモト クロムハーツの資産価値は希少性から今後も上昇の可能性あり
ミキモト×クロムハーツのコラボレーションアイテムは、その希少性と両ブランドの高い評価から、将来的な資産価値も期待されています。特に限定生産であることと、世界でわずか7店舗でしか販売されていないという事実が、コレクターズアイテムとしての価値を高めています。
クロムハーツのジュエリーは元々、そのデザイン性や素材の品質から一定の資産価値を持つと考えられています。特に限定モデルやコラボレーションモデルは「その時にしか販売されない」「生産数が限られており希少性が高い」という点から投資対象としての価値も認められています。
一方、ミキモトパールも、その卓越した品質とデザインから中古市場でも高い評価を受けています。一般的にパールは中古需要が低い傾向にありますが、ミキモトのパールは真珠の品質に徹底的にこだわっており、採取された真珠の中からわずか10%未満の最高品質のものだけをジュエリーに採用しているため、中古でも高いニーズがあります。
両ブランドの高い評価と限定生産であることを考慮すると、これらのジュエリーは将来的に価値が上昇する可能性があります。特に4点しか生産されていないネックレスは、販売価格が高額であることと希少性の高さから、今後も一定の価値を保つと予想されます。
ただし、ジュエリーの資産価値は市場動向や時代のトレンドによって変動するものであり、確実な投資対象として見るべきではない点には注意が必要です。あくまでも美しいジュエリーとして楽しむことが第一であり、資産価値の上昇はあくまでも付加的な要素と考えるべきでしょう。
持続可能なファッションへの関心が高まる現代において、クオリティの高いジュエリーを長く大切に使うという観点からも、このコラボレーションアイテムは単なる消費財ではなく、世代を超えて継承される価値あるアイテムと言えるでしょう。
ミキモト クロムハーツの買取相場は新品価格に近い高水準で推移
ミキモト×クロムハーツのコラボレーションアイテムの買取相場は、発売から約4ヶ月経過した2025年3月時点でも高水準を維持しています。希少性の高さと人気から、一部のアイテムでは新品価格に近い買取価格が提示されているケースもあります。
公開されている買取相場の一例を見ると、以下のような金額が示されています:
- ホワイトパールネックレス18K(定価約220万円税別):最大約285万円
- ホワイトパールペンダント:最大約185万円
- パールブレスレット L(定価約110万円税別):最大約185万円
- アコヤパールピアス 18K&ダイヤ(定価約120万円税別):最大約135万円
- パールセーフティーピン/安全ピン(定価約56万円税別):最大約65万円
これらの買取相場は、定価と同等かそれを上回る場合もあり、一般的なジュエリーと比較しても非常に高い水準と言えます。特に人気の高いネックレスやブレスレットは、二次流通数の少なさから買取価格も高騰している様子が伺えます。
ただし、買取価格は日々変動しているため、実際の買取金額は時期や商品の状態、付属品の有無などによって異なることに注意が必要です。特にインボイスやギャランティーカードなどの付属品がある場合、買取価格が2~3割程度上昇するケースもあるとされています。
また、クロムハーツ×ミキモトの買取専門店によると、発売後すぐが買取相場は最も高く、徐々に下がっていく可能性があるとのこと。過去のコラボレーションモデルの相場変動から考えても、売却を検討している場合は早めの決断が有利かもしれません。
いずれにせよ、このコラボレーションアイテムは発売から時間が経過した現在でも高い買取価格を維持しており、その価値と人気の高さを証明しています。

まとめ:ミキモト クロムハーツ 発売日から約4ヶ月経過した現状と今後の展望
最後に記事のポイントをまとめます。
- ミキモト×クロムハーツのコラボレーションは2024年11月8日に正式発売された
- 販売店舗はミキモトとクロムハーツの世界7店舗(日本では銀座と青山)のみの限定販売
- コラボアイテムは全11種類で、価格帯は50万円から300万円超えの超高級ライン
- ネックレスは4種類のみの超限定品で、最も希少価値が高いアイテムとなっている
- コラボのきっかけは2020年、クロムハーツ創業者の娘ジェシー・ジョーの真珠への情熱だった
- 神宮寺勇太さんが紅白歌合戦などでコラボネックレスを着用し、大きな話題となった
- セーフティーピンはラグジュアリーとエッジの融合を象徴する人気アイテム
- ブレスレットはS・M・Lの3サイズ展開で男女問わず人気を集めている
- ピアスは5種類の多彩なデザインがあり、入門アイテムとしても注目されている
- 希少性の高さから資産価値も期待され、将来的な価値上昇の可能性もある
- 買取相場は発売から4ヶ月経過した現在でも高水準を維持している
- 付属品の有無や商品の状態が買取価格に大きく影響する
- 売却を検討する場合は早めの決断が有利かもしれない