カルティエの指輪やジュエリーを購入した後に、特別な日付や大切な人の名前を刻印したいと考えたことはありませんか?購入時に刻印を入れなかったけれど、後から思い出の日付や名前を入れたいというケースは多いものです。カルティエは世界的に有名な高級ジュエリーブランドですが、購入後の刻印サービスについての詳細情報はなかなか見つけにくいかもしれません。

この記事では、カルティエで購入したジュエリーに後から刻印を入れる方法、費用、期間、文字の種類などについて詳しく解説します。また、よくある質問や注意点、刻印内容の選び方についても触れていきます。カルティエの指輪に思い出を刻むための完全ガイドとして、参考にしていただければ幸いです。
記事のポイント!
- カルティエでは購入後でも刻印サービスを利用できる
- 購入から3ヶ月以内は無料、それ以降は有料(7,000円)
- 刻印方法や文字の種類、文字数制限について詳しく解説
- 刻印に関するトラブル対処法や注意点も紹介
カルティエで購入した指輪にあとから刻印を入れる方法
- カルティエでは購入後でも刻印が可能
- 購入から3ヶ月以内なら刻印は無料で対応してもらえる
- 購入から3ヶ月以上経過した場合は7000円の刻印料がかかる
- 刻印を依頼する際に必要な持ち物は保証書と身分証明書
- カルティエでの刻印完了までには約2週間の時間がかかる
- カルティエ以外で購入した指輪への刻印は基本的に受け付けていない
カルティエでは購入後でも刻印が可能
カルティエで購入したジュエリーは、購入後でも刻印を入れることが可能です。これは多くの方が知らない情報かもしれませんが、調査の結果、カルティエでは購入時に刻印を入れなくても、後日改めて刻印を依頼することができることがわかりました。
例えば、プロポーズのサプライズで先に指輪を渡し、入籍日が決まってから刻印を入れたいというケースや、出産後に子供の名前を刻印したいというケースがあります。このようなライフイベントに合わせて刻印を入れられるのは、長く愛用するジュエリーならではの魅力と言えるでしょう。
刻印サービスは基本的にカルティエの直営店で受け付けています。百貨店内のカルティエショップでも同様のサービスを提供していることが多いです。ただし、店舗によって対応が異なる場合もあるため、事前に電話で確認することをおすすめします。
刻印は指輪だけでなく、バングルやブレスレットなど、他のジュエリーアイテムにも可能なケースがあります。ただし、デザインや素材によっては刻印ができない場合もありますので、購入したアイテムに刻印可能かどうかは店舗で確認する必要があります。
現在所有しているカルティエのジュエリーに刻印を入れたい場合は、購入店舗だけでなく、全国のカルティエ直営店で対応してもらえます。これは海外で購入したカルティエのジュエリーでも同様です。
購入から3ヶ月以内なら刻印は無料で対応してもらえる
カルティエでは、購入から3ヶ月以内であれば無料で刻印サービスを利用することができます。これは非常にありがたいサービスであり、購入後しばらく考えてから刻印内容を決めたい方にとっては大きなメリットと言えるでしょう。
例えば、婚約指輪を購入した後に入籍日が決まり、その日付を刻印したいという場合や、プレゼントとして購入し、贈る前に相手の名前やメッセージを入れたいという場合に活用できます。
無料期間内の刻印サービスを利用する際は、購入時の保証書や領収書などを持参することが望ましいです。これにより、購入日から3ヶ月以内であることを証明できます。
無料刻印サービスでは、基本的に1回のみの刻印となります。そのため、刻印内容はよく考えてから決定することをおすすめします。後から変更したい場合は有料になる可能性が高いです。
また、3ヶ月以内であっても、サイズ直しなどで指輪の形状が変わった場合には、刻印位置や可能性が変わることがあります。サイズ直しと刻印を両方検討している場合は、まずサイズ直しを行い、その後に刻印を依頼するのが良いでしょう。
購入から3ヶ月以上経過した場合は7000円の刻印料がかかる
カルティエで購入したジュエリーに、購入から3ヶ月以上経過した後に刻印を入れたい場合は、有料サービスとなります。調査によると、この場合の刻印料金は1つの指輪につき7,000円(税別)がかかります。
この料金設定は数年前から変わっていないようですが、将来的に価格改定される可能性もあるため、最新の料金は直接カルティエの店舗に問い合わせることをおすすめします。同じカルティエの製品でも、複数の指輪に刻印する場合は、それぞれに料金がかかる点も覚えておきましょう。
購入後長い時間が経過している場合でも、カルティエの製品であれば基本的に刻印サービスを利用できます。例えば、結婚10周年を記念して、10年前に購入した結婚指輪に記念の言葉を刻印するというケースも可能です。
ただし、古いデザインの製品や廃盤になったモデルによっては、刻印が難しい場合もあるようです。特に購入から何年も経過している場合は、まず店舗で刻印可能かどうか確認することが大切です。
有料刻印の場合も、基本的なサービス内容は購入3ヶ月以内の無料刻印と同じです。文字の種類や刻印可能な内容に違いはなく、同じクオリティの刻印を入れてもらえます。
刻印を依頼する際に必要な持ち物は保証書と身分証明書

カルティエで刻印を依頼する際には、いくつかの必要書類や持ち物があります。まず最も重要なのは、購入時の保証書です。保証書はカルティエの製品であることを証明するもので、刻印サービスを受ける際に必須となります。
また、本人確認のための身分証明書も必要です。運転免許証やパスポート、マイナンバーカードなど、公的な身分証明書を持参しましょう。これは製品の所有者確認のためであり、高級ジュエリーに関わるサービスでは当然の手続きと言えます。
購入時のショッピングバッグや箱などがあれば、一緒に持っていくと良いでしょう。必須ではありませんが、製品をお預けする際に保管しておくのに便利です。
もし保証書を紛失してしまった場合は、事前に購入店舗に相談することをおすすめします。カルティエの製品には個別の識別番号が刻印されていることが多いため、その番号を確認することで対応してもらえる可能性があります。
刻印を依頼する際には、希望する刻印内容をあらかじめ決めておくとスムーズです。刻印できる文字数や種類には制限があるため、事前に調べておくか、店舗で相談することをおすすめします。
カルティエでの刻印完了までには約2週間の時間がかかる
カルティエでの刻印サービスは、即日対応ではなく、通常2週間程度の期間がかかります。これは刻印作業がカルティエの工房で丁寧に行われるためで、高級ジュエリーにふさわしい質の高い刻印を実現するために必要な時間です。
ただし、繁忙期やフェア期間中などは、さらに時間がかかることもあります。例えば、クリスマスシーズンや年末年始、バレンタインデー前などは注文が集中するため、通常より長い期間を見込んでおいた方が良いでしょう。
一方で、状況によっては2週間より早く完成することもあります。中には1週間程度で連絡が来たというケースも報告されています。ただし、余裕を持ったスケジュールを立てておくことをおすすめします。
指輪の受け取り方法は、基本的に店舗での直接受け取りとなります。ただし、状況によっては郵送対応してくれる場合もあるようです。これは店舗によって対応が異なる可能性があるため、刻印を依頼する際に確認しておくと良いでしょう。
結婚式や記念日などの特別な日に向けて刻印を依頼する場合は、余裕を持ったスケジュールを立てることが重要です。遅くとも1ヶ月前には依頼することをおすすめします。
カルティエ以外で購入した指輪への刻印は基本的に受け付けていない
カルティエでは、基本的に自社製品以外への刻印サービスは提供していません。例えば、ティファニーやブルガリなど他のブランドで購入した指輪にカルティエの刻印を入れることはできません。
この理由としては、各ブランドが独自の刻印技術や文字フォントを持っていることが挙げられます。また、他社製品の品質やメンテナンス状況が不明であることも理由の一つでしょう。他ブランドの製品については、購入したブランドの店舗で刻印サービスを利用することをおすすめします。
また、市場で購入したカルティエの中古品については、正規品であることが確認できれば刻印サービスを受けられる可能性があります。ただし、製品の状態や真贋の確認が必要となるため、事前に店舗で相談することをおすすめします。
中には「カルティエのような素敵な刻印を入れたい」と考える方もいるかもしれませんが、カルティエのロゴや特徴的な刻印は、カルティエ製品にのみ提供されるサービスです。他のジュエリーへの刻印を希望する場合は、専門の彫金師やジュエリーリペアショップに相談することをおすすめします。
一般的なジュエリーショップでも刻印サービスを提供しているところは多いですが、カルティエの刻印の品質や美しさを求める場合は、やはりカルティエ製品を購入することが最良の選択と言えるでしょう。

カルティエの刻印内容と選択肢について
- カルティエの刻印で選べる文字の種類は日本語・ローマン・スクリプト・アバンギャルドの4種類
- トリニティリングの刻印はリングごとに異なる内容を入れることが可能
- 指輪のサイズによって刻印できる最大文字数が異なる
- カルティエの刻印で人気の内容は記念日・名前・愛の言葉
- カルティエの刻印で間違いがあった場合の対応策は迅速な連絡が重要
- カルティエの刻印を消したい場合は専用のポリッシングサービスで対応可能
- まとめ:カルティエでの刻印はあとからでも可能だが時期と条件を確認しよう
カルティエの刻印で選べる文字の種類は日本語・ローマン・スクリプト・アバンギャルドの4種類
カルティエで刻印する際には、4種類の文字スタイルから選ぶことができます。これらはそれぞれ異なる雰囲気を持っており、指輪のデザインや個人の好みに合わせて選ぶことができます。
1つ目は「日本語」です。漢字やひらがな、カタカナを使った刻印が可能です。日本語の刻印は、和の雰囲気を大切にしたい方や、日本ならではの言葉を刻みたい方に人気です。ただし、複雑な漢字は細部が表現しにくい場合もあるため、事前に確認が必要です。
2つ目は「ローマン」です。これは英字のブロック体に相当するフォントで、シンプルで読みやすい特徴があります。名前をアルファベットで入れたい場合や、短い英語のメッセージを刻む場合に適しています。
3つ目は「スクリプト」です。これは英字の筆記体に相当するフォントで、カルティエの標識にも使われている優雅で流れるような文字です。多くのカルティエ製品にもこのフォントが使われており、ブランドの雰囲気に合わせたい方に人気です。
4つ目は「アバンギャルド」です。これはモダンな印象の文字で、現代的なデザインを好む方に適しています。他のフォントと比べてやや個性的な印象を与えるのが特徴です。
これらの文字スタイルはそれぞれ特徴が異なるため、実際に見本を確認してから選ぶことをおすすめします。カルティエの店舗では、これらの文字スタイルの見本を見せてもらえるので、イメージを具体的に確認してから決めることができます。
トリニティリングの刻印はリングごとに異なる内容を入れることが可能
カルティエの代表的なコレクションである「トリニティリング」は、3色のゴールド(イエロー、ホワイト、ピンク)で構成された3本のリングが組み合わさったデザインが特徴です。このトリニティリングの刻印については、特別なオプションがあります。
トリニティリングでは、3本のリングそれぞれに異なる内容の刻印を入れることが可能です。これにより、3つの異なるメッセージや記念日、名前などを刻むことができ、よりパーソナライズされた特別なジュエリーにすることができます。
例えば、1本目のリングには出会った日付、2本目には入籍した日付、3本目には2人の名前のイニシャルを刻むというような使い方が可能です。また、「過去・現在・未来」や「友情・忠誠・愛」など、トリニティリングが象徴する3つの要素に合わせた刻印も人気があります。
ただし、トリニティリングの各バンドは細いため、1本あたりに刻印できる文字数は限られています。一般的には1本につき5〜8文字程度が目安ですが、正確な文字数は指輪のサイズやモデルによって異なります。
トリニティリングに刻印を入れる場合は、事前に各バンドに何を刻みたいのかをよく考え、店舗スタッフと相談しながら決めていくことをおすすめします。3本それぞれに意味のある刻印を入れることで、より思い出深いジュエリーになるでしょう。
指輪のサイズによって刻印できる最大文字数が異なる
カルティエの指輪に刻印できる文字数は、指輪のサイズによって異なります。一般的に、指輪のサイズが大きければ大きいほど、内周の長さが長くなるため、より多くの文字を刻印することができます。
調査によると、例えば45号(日本サイズ)の指輪では最大で13文字程度、53号(日本サイズ)の指輪では最大で15文字程度が刻印可能とされています。ただし、これはあくまで目安であり、指輪のデザインや幅、選択する文字のサイズによっても変わってきます。
特に、トリニティリングのような複数のバンドで構成される指輪や、非常に細いデザインの指輪では、刻印できる文字数がさらに限られることがあります。逆に、幅広のデザインの指輪であれば、より多くの文字を刻印できる可能性があります。
また、選択する文字の種類によっても刻印できる文字数は変わります。例えば、「W」や「M」などの幅広の文字は他の文字よりもスペースを取るため、これらの文字が多く含まれる場合は全体の文字数が少なくなる可能性があります。
正確な刻印可能文字数については、実際に刻印を依頼する店舗で確認することをおすすめします。店舗では、お持ちの指輪のサイズや形状に合わせて、最適な文字数を提案してくれるでしょう。
カルティエの刻印で人気の内容は記念日・名前・愛の言葉

カルティエの指輪に刻印する内容は自由に選べますが、特に人気があるのは記念日、名前、愛の言葉です。これらは時間が経っても色あせない思い出として、多くの人に選ばれています。
記念日の刻印は最も一般的で、結婚式の日付や入籍日、出会った日、プロポーズされた日などが人気です。日付の表記方法は「YYYY.MM.DD」や「DD.MM.YYYY」など様々ですが、カルティエでは主にピリオドでの区切りが美しく表現されます。
名前やイニシャルの刻印も定番です。カップルの名前やイニシャルを「K&M」のように「&」でつないだり、子供の名前を入れたりするケースが多いようです。特に結婚指輪では、パートナーの名前を入れ合うというスタイルが伝統的です。
愛の言葉や短いメッセージも人気の刻印内容です。「Forever」「Always」「Eternally」といった永遠の愛を表す言葉や、「I love you」「With love」などの定番フレーズが選ばれることが多いです。フランス語で「Je t’aime」や「Pour toujours」といったフレーズを選ぶ方もいます。これはフランスのブランドであるカルティエならではの選択と言えるでしょう。
また、ハートマークや無限大のシンボル(∞)などの簡単な記号を組み合わせることもできます。これらのシンボルは言葉よりもシンプルながら、強い意味を持つことができます。
刻印内容を決める際には、長い年月をかけて身につけるジュエリーであることを考慮し、時間が経っても変わらない意味を持つ言葉を選ぶことをおすすめします。
カルティエの刻印で間違いがあった場合の対応策は迅速な連絡が重要
刻印は一度入れると簡単には修正できないため、間違いがあった場合の対応は非常に重要です。カルティエで刻印ミスが発生した場合、まず最初にすべきことは迅速に店舗へ連絡することです。
調査によると、カルティエの刻印ミスは滅多にないとされていますが、万が一発生した場合、基本的には店舗側のミスであればカルティエ側が責任を持って対応します。指輪を受け取った際は、その場で刻印内容を確認することが重要です。何か問題があれば、すぐに店員に伝えましょう。
刻印ミスの対応方法としては、一般的に以下のような方法があります。まず、刻印箇所を研磨して消し、再度正しい内容で刻印し直すという方法です。ただし、この場合、指輪が若干薄くなる可能性があります。
また、別の方法として、レーザー溶接技術を使って同じ素材で刻印部分を埋め、その上から正しい内容で再刻印するという方法もあるようです。この方法であれば、指輪が薄くなることはありません。
ケースによっては、新品との交換対応となる可能性もありますが、これは状況や店舗の判断によります。特に購入後間もない場合や、明らかに店舗側のミスである場合は、交換に応じてもらえる可能性が高いでしょう。
いずれにせよ、刻印ミスが発生した場合は、冷静に但し毅然とした態度で店舗に相談することが大切です。カルティエは高級ブランドとしての信頼を重視しているため、誠実な対応が期待できるでしょう。
カルティエの刻印を消したい場合は専用のポリッシングサービスで対応可能
時間の経過とともに状況や気持ちが変わり、以前入れた刻印を消したいと思うことがあるかもしれません。例えば、離婚した場合や、単純に好みが変わった場合などです。カルティエでは、このような場合に対応するためのポリッシングサービスを提供しています。
ポリッシングとは、指輪の表面を研磨して新品同様の輝きを取り戻すサービスです。刻印部分も研磨することで、刻印を消すことができます。ただし、この処理によって指輪が若干薄くなる可能性があることは理解しておく必要があります。
カルティエでの刻印消去サービスは有料となり、おそらく7,000円程度からの料金設定と考えられます。ただし、正確な料金は店舗で確認する必要があります。また、デザインによっては刻印を消すことが難しい場合もあります。
刻印を消したあとに、新たな刻印を入れることも可能です。例えば、結婚記念日を変更したい場合などは、古い刻印を消して新しい日付を刻印することができます。この場合は、刻印消去と新規刻印の両方の料金がかかると考えられます。
なお、カルティエ以外の業者に依頼して刻印を消すことも技術的には可能ですが、保証の観点からカルティエでのサービス利用をおすすめします。他の業者での加工によって品質問題が生じた場合、カルティエの保証が受けられなくなる可能性があります。
刻印を消したいと考えている場合は、まずカルティエの店舗に相談してみることをおすすめします。状況や指輪の状態に応じた最適な対応方法を提案してくれるでしょう。

まとめ:カルティエでの刻印はあとからでも可能だが時期と条件を確認しよう
最後に記事のポイントをまとめます。
- カルティエでは購入後でもジュエリーに刻印を入れることが可能
- 購入から3ヶ月以内なら刻印は無料、3ヶ月以降は7,000円の料金がかかる
- 刻印を依頼する際は保証書と身分証明書が必要
- 刻印完了までは通常2週間程度の期間を要する
- 刻印の文字スタイルは日本語、ローマン、スクリプト、アバンギャルドの4種類から選べる
- トリニティリングは3本のリングそれぞれに異なる内容を刻印できる特別なオプションがある
- 刻印できる最大文字数は指輪のサイズによって異なる(45号で約13文字、53号で約15文字程度)
- 人気の刻印内容は記念日、名前、愛の言葉
- 刻印ミスがあった場合は迅速に店舗へ連絡し、適切な対応を求めることが重要
- 刻印を消したい場合はカルティエのポリッシングサービスを利用できる
- カルティエ以外で購入した指輪への刻印は基本的に受け付けていない
- 刻印内容は長い年月を共にするジュエリーにふさわしい、時間が経っても変わらない意味を持つものを選ぶことをおすすめする