ブシュロン リズレの中古品に興味を持っている方必見!この記事では、パリ・ヴァンドーム広場の八角形をモチーフにした「ヴァンドーム リズレ」の魅力を徹底解説します。エメラルドカットダイヤモンドとブラックラッカーの美しいコントラストが特徴のこのコレクションは、中古市場でも人気の高いアイテムです。

2022年に値上げがあったことから、中古市場での価値も高まっています。どこで購入できるのか、相場はいくらなのか、購入時の注意点など、ブシュロン リズレの中古品に関する情報を詳しくご紹介します。また、他のブシュロンコレクションとの比較も行い、あなたにぴったりのジュエリー選びをサポートします。
記事のポイント!
- ブシュロン リズレの特徴と中古市場での価値について理解できる
- 中古リズレの相場価格と購入時のチェックポイントが分かる
- コメ兵や銀蔵などの有名中古ブランド店での取り扱い状況を知ることができる
- ブシュロンの他コレクション(セルパンボエム、クルドパリなど)との違いを理解できる
ブシュロン リズレの中古市場における価値と特徴
- ブシュロン リズレはパリ・ヴァンドーム広場をモチーフにした人気コレクション
- 中古のブシュロン リズレは市場価格の80%前後で取引されることが多い
- エメラルドカットダイヤモンドとブラックラッカーの美しいコントラストが特徴
- ブシュロン リズレの種類はリング、ペンダント、ピアスの3種類が基本
- 中古ブシュロン リズレを購入する際は鑑定書や付属品の有無を必ず確認すべき
- ブシュロン リズレは発売当初から入荷数が少なく希少性が高い
ブシュロン リズレはパリ・ヴァンドーム広場をモチーフにした人気コレクション
ブシュロンは1858年にフレデリック・ブシュロンによって創業された老舗ジュエリーメゾンです。パリ・ヴァンドーム広場に本店を構えた最初のジュエラーであり、その伝統と革新的なデザインで世界中の富裕層を魅了してきました。
ヴァンドーム リズレコレクションは、ブシュロンの歴史と深く結びついたコレクションです。パリ・ヴァンドーム広場を俯瞰して見たときの八角形のフォルムをデザインに取り入れており、ブランドのルーツを象徴しています。
アールデコ調のデザインに、ダイヤモンドを縁取るブラックラッカーのラインが特徴的で、タイムレスで洗練された印象を与えます。特にエメラルドカットのダイヤモンドとの組み合わせは、モダンでありながらも古典的な美しさを併せ持っています。
このコレクションは発売当初から好評を博しましたが、プロモーションはあまり積極的に行われておらず、いわば「知る人ぞ知る」隠れた名品という立ち位置にあります。そのため、中古市場でも入手困難な場合が多く、希少性の高いアイテムとして注目されています。
リズレコレクションは、18Kホワイトゴールドを基調としており、エレガントさと上品さを兼ね備えたデザインが、幅広い年齢層の女性から支持されています。
中古のブシュロン リズレは市場価格の80%前後で取引されることが多い
ブシュロン リズレコレクションの中古品は、一般的に新品価格の70〜80%程度で取引されることが多いようです。これはハイジュエリーの中でも比較的価値が維持されやすいとされる水準です。
例えば、ヴァンドーム リズレ ソリテール リングは新品価格が約122万円ですが、中古市場では80〜90万円程度で取引されています。もちろん、状態や付属品の有無によって価格は変動します。
中古市場での価格維持率の高さは、このコレクションの人気と希少性の表れと言えるでしょう。特に2022年以降、ブシュロンが値上げを実施したこともあり、値上げ前に購入された中古品の価値が相対的に上昇している傾向も見られます。
データによれば、コメ兵などの大手中古ブランド店では、リズレのリングが16万円から110万円程度、ペンダントが約75万円、ピアスが約143万円で販売されているケースがあります。これらの価格差は、ダイヤモンドのカラット数や商品の状態によるものです。
中古品購入を検討する際は、複数の中古ブランド店で相場を確認することをおすすめします。オンラインショップと実店舗では価格に差がある場合もあるため、比較検討することで賢い買い物ができるでしょう。
エメラルドカットダイヤモンドとブラックラッカーの美しいコントラストが特徴

ブシュロン リズレコレクションの最大の特徴は、エメラルドカットのダイヤモンドとブラックラッカーのコントラストにあります。エメラルドカットは長方形でカットされたダイヤモンドで、その洗練された直線的な美しさが特徴です。
このカットのダイヤモンドに、ブラックラッカーのラインが縁取られることで、モノクロームの美しいコントラストが生まれています。このデザインはアールデコ調で、1920〜30年代の芸術様式を現代的に解釈したものと言えるでしょう。
リズレコレクションでは、センターストーンのエメラルドカットダイヤモンドの周りに、小さなラウンドカットのダイヤモンドがパヴェセッティングされているものもあり、その輝きの対比も魅力的です。例えば、ヴァンドーム リズレ ソリテール リングは、0.30〜0.50カラットのエメラルドカットダイヤモンドと、周囲の小さなダイヤモンド(計0.22カラット程度)の組み合わせが基本となっています。
中古品を選ぶ際は、このブラックラッカーの状態に特に注目すべきでしょう。経年によるひび割れや剥がれがないか、輝きが失われていないかなどをチェックすることが重要です。
ブラックラッカーとダイヤモンドという大胆な組み合わせは、カジュアルにもフォーマルにも合わせやすいデザインとなっており、日常使いからパーティーシーンまで幅広く活用できる点も人気の理由の一つです。
ブシュロン リズレの種類はリング、ペンダント、ピアスの3種類が基本
ブシュロン リズレコレクションは、主にリング、ペンダント、スタッズイヤリング(ピアス)の3種類が基本ラインナップとなっています。それぞれに独自の魅力がありますが、共通するのはパリ・ヴァンドーム広場の八角形をモチーフにした洗練されたデザインです。
リングは最も人気のあるアイテムで、「ヴァンドーム リズレ ソリテール リング」が代表的です。リングのサイズは44〜60号(日本サイズでは4〜20号程度)まで幅広く展開されており、価格は新品で約122万円、中古では60〜90万円程度が相場となっています。
ペンダントは「ヴァンドーム リズレ ペンダント」として展開されており、チェーンの長さは36cm、38cm、40cm、42cmから選べるようになっています。トップのサイズは約9.3mm×8.0mmで、エメラルドカットのダイヤモンド1石(0.30カラット)とラウンドカットのダイヤモンド18石(計0.11カラット)がセッティングされています。新品価格は約108万円で、中古では70〜80万円程度が相場です。
ピアス(スタッズイヤリング)は「ヴァンドーム リズレ スタッズイヤリング」として展開されており、価格は新品で約197万円、中古では140万円前後が相場となっています。
これらのアイテムはセットで揃えることも可能ですが、単品でも十分に存在感があり、他のジュエリーと組み合わせやすいデザインとなっています。中古市場では、特にリングの出回りが多い傾向にありますが、ペンダントやピアスは比較的希少です。
中古ブシュロン リズレを購入する際は鑑定書や付属品の有無を必ず確認すべき
中古のブシュロン リズレを購入する際は、商品の真贋を確認するために、鑑定書や付属品の有無を必ず確認することが重要です。特にダイヤモンドジュエリーの場合、ダイヤモンドの品質を証明するGIA(米国宝石学会)などの鑑定書があると安心です。
ブシュロン リズレコレクションの正規品には、通常、ブシュロンのオリジナルボックスとギャランティカード(保証書)が付属しています。中古品を購入する際は、これらの付属品が揃っているかどうかをチェックしましょう。付属品が揃っている場合は、価格が高くなる傾向がありますが、将来的な資産価値を考えると揃っていた方が良いでしょう。
また、ダイヤモンドの品質に関しては、カラット数だけでなく、カラー(色)、クラリティ(透明度)、カット(研磨の質)の「4C」と呼ばれる基準で評価されます。中古市場のリズレコレクションでは、D-VVS2やF-VVS1といった高品質のダイヤモンドが使用されているケースが多いようです。
中古品の状態については、「中古品A」「中古品B」などのランク付けがされていることが多いですが、ランクの基準は店舗によって異なります。実物を見る機会がある場合は、ブラックラッカーの状態、ダイヤモンドの輝き、金具の摩耗などを自分の目で確認することをおすすめします。
信頼できる中古ブランド専門店で購入すれば、偽物のリスクは低いですが、個人間取引サイトや小規模な店舗で購入する場合は特に注意が必要です。不安がある場合は、ブランドの正規店やジュエリー専門家に鑑定を依頼することも検討しましょう。
ブシュロン リズレは発売当初から入荷数が少なく希少性が高い
ブシュロン リズレコレクションは、発売当初からその生産数が限られており、希少性の高いコレクションとして知られています。資料によれば、このコレクションはコロナ禍の影響を受けて生産・流通が制限され、日本に入ってきた数自体が非常に少なかったとされています。
2020年以降は追加入荷もほとんどなく、ブティックのショーウィンドウに飾られる機会も少なかったため、「幻のコレクション」とも言える存在でした。この希少性は中古市場においても同様で、リズレコレクションの中古品は出回る数が限られています。
希少性の高さは価格にも反映されており、中古品であっても値崩れしにくい傾向があります。特に2022年にはブシュロンが値上げを実施したため、それ以前に製造された中古品の相対的な価値が高まっているケースもあります。
コメ兵のウェブサイトによれば、ブシュロン リズレのリングは中古市場で39点ほどの取り扱いがあり、そのうち半数以上がAランク(美品)となっているようです。これは所有者が大切に扱っていることの表れとも言えますが、同時に入手困難な状況も示しています。
希少性の高いジュエリーを求める方にとって、ブシュロン リズレは魅力的な選択肢と言えるでしょう。ただし、希少性が高いからこそ、気に入った商品を見つけたらすぐに購入を検討することをおすすめします。お気に入りの一品が市場から消えてしまう可能性も高いためです。

ブシュロン リズレ中古品の購入ガイドと関連コレクション
- コメ兵や銀蔵などの老舗中古ブランド店でブシュロン リズレの中古品を見つけられる
- ブシュロン リズレ中古品の相場は新品の70-80%程度が一般的
- ブシュロン セルパンボエムと比較するとリズレはよりモダンでアールデコ調のデザイン
- ブシュロン クルドパリやファセットもリズレと同様に人気の高いコレクション
- ブシュロン リズレのブラックラッカーは経年劣化に注意が必要
- ブシュロン キャトルと比較すると、リズレはよりエレガントで上品な印象
- まとめ:ブシュロン リズレ中古品は希少性が高く価値を維持しやすい特別なジュエリー
コメ兵や銀蔵などの老舗中古ブランド店でブシュロン リズレの中古品を見つけられる
ブシュロン リズレの中古品を探すなら、コメ兵や銀蔵といった老舗の中古ブランド専門店がおすすめです。これらの店舗は厳格な真贋鑑定を行っており、安心して購入できる環境が整っています。
コメ兵は全国に複数の店舗を展開しており、オンラインショップも充実しています。ウェブサイトによれば、ブシュロン リズレのリングは新宿店や銀座店など、主に大都市の店舗で取り扱いがあるようです。価格帯は16万円から110万円程度と幅広く、ダイヤモンドのカラット数や商品の状態によって異なります。
銀蔵もまた、ブシュロン リズレの中古品を取り扱っており、特にハイジュエリーに強みを持つ専門店として知られています。銀蔵オンラインによれば、ヴァンドーム リズレ ソリテール リングが60万円から90万円程度で販売されているケースがあります。
その他にも、ジャックロードやベティーロードといった時計・ジュエリー専門店でもブシュロン リズレの中古品を見つけることができます。これらの店舗では、ヴァンドーム リズレ ペンダントが約75万円で販売されているケースがありました。
中古ブランド専門店での購入は、正規店での購入に比べて3〜5割程度安く購入できる可能性があり、コストパフォーマンスに優れています。また、これらの店舗では商品の状態ランクが明確に表示されており、「中古品A」は美品、「中古品B」は使用感があるものの状態は良好という基準で分類されています。
なお、店舗によっては「新品仕上げ(磨き)」を施しているケースもあり、見た目はほぼ新品同様の状態で購入できることもあります。ただし、こうした加工が施されていると、将来的な資産価値に影響する可能性もあるため、自分の購入目的に合わせて選ぶことが大切です。
ブシュロン リズレ中古品の相場は新品の70-80%程度が一般的
ブシュロン リズレコレクションの中古品相場は、新品価格の70〜80%程度が一般的です。これはハイジュエリーとしては比較的高い価値維持率と言えるでしょう。
具体的な価格を見ていくと、ヴァンドーム リズレ ソリテール リングは新品価格が約122万円ですが、中古市場では状態にもよりますが60〜90万円程度で取引されています。特に0.50カラットのダイヤモンドがセッティングされたモデルは、中古でも90万円前後の高値で取引されているケースがあります。
ヴァンドーム リズレ ペンダントは新品価格が約108万円ですが、中古市場では70〜80万円程度が相場となっています。ジャックロードでは、かつて75万円程度で販売されていたケースがありました。
ヴァンドーム リズレ スタッズイヤリング(ピアス)は新品価格が約197万円と最も高額ですが、中古でも140万円前後で取引されています。ピアスは特に希少で、市場に出回る数が少ないため、見つけた際には迅速な判断が必要かもしれません。
中古品の価格は、商品の状態だけでなく、付属品の有無によっても変動します。オリジナルボックスやギャランティカード(保証書)、可能であればGIAなどの鑑定書が付属していると、価格は高くなりますが、将来的な資産価値を考えると揃っている方が良いでしょう。
また、ブシュロンの値上げ以前に製造された中古品は、現在の新品価格に対して相対的に割安になっている可能性があります。特に2022年の値上げ前に購入された商品は、現在の新品価格と比較すると魅力的な選択肢となるかもしれません。
ブシュロン セルパンボエムと比較するとリズレはよりモダンでアールデコ調のデザイン

ブシュロンの代表的なコレクションとして、リズレと並んで人気が高いのがセルパンボエムです。これら二つのコレクションを比較すると、それぞれに異なる魅力があることがわかります。
セルパンボエムは、蛇をモチーフにしたコレクションで、丸みを帯びた柔らかなデザインが特徴です。ドロップ型のモチーフに、ハニカムパターン(蜂の巣状の模様)が施されており、女性らしく優美な印象を与えます。一方、リズレはパリ・ヴァンドーム広場の八角形をモチーフにした、より幾何学的でアールデコ調のデザインとなっています。
色味においても違いがあり、セルパンボエムはイエローゴールドやピンクゴールドの温かみのある色合いが多く使用されているのに対し、リズレはホワイトゴールドを基調とした、よりクールでモダンな印象です。
価格帯を比較すると、セルパンボエムのリングは中古市場で14万円から110万円程度と幅広い価格帯で展開されています。特にエクストラスモールサイズのものから、ダイヤモンドが贅沢に使われた高級モデルまで多様なバリエーションがあります。一方、リズレは60万円から90万円程度とやや高めの価格帯となっています。
中古市場での希少性についても違いがあり、セルパンボエムは比較的多くの中古品が市場に出回っている一方、リズレは生産数自体が少ないため、中古市場でも見つけるのが難しい傾向にあります。
デザインの好みは個人によって異なりますが、よりクラシカルで女性らしいデザインを好む方にはセルパンボエム、モダンでアールデコ調のデザインを好む方にはリズレがおすすめと言えるでしょう。両コレクションとも、ブシュロンの卓越した金細工技術と革新的なデザイン哲学が表現されています。
ブシュロン クルドパリやファセットもリズレと同様に人気の高いコレクション
ブシュロンには、リズレ以外にも人気の高いコレクションがいくつか存在します。特にクルドパリとファセットは、リズレと同様に中古市場でも人気を集めています。
クルドパリ(Clou de Paris)は、パリの石畳をモチーフにしたコレクションで、ピラミッド状の突起が特徴的なデザインです。特にリングは、ミディアムサイズとスモールサイズが展開されており、中古市場では14万円から19万円程度で取引されています。シンプルながらも個性的なデザインが魅力で、カジュアルファッションからフォーマルシーンまで幅広く活用できます。
ファセット(Facette)は、多面体カットを施したデザインが特徴のコレクションです。光の反射によって様々な表情を見せる立体的なデザインが魅力で、特にリングが人気です。中古市場では8万円から18万円程度と、比較的手に入れやすい価格帯で取引されています。
これらのコレクションとリズレを比較すると、価格帯や雰囲気に違いがあります。リズレはエメラルドカットのダイヤモンドとブラックラッカーの組み合わせにより、よりラグジュアリーでドレッシーな印象を与えます。一方、クルドパリやファセットは比較的シンプルでカジュアルに使いやすいデザインとなっています。
中古市場での入手しやすさという点では、クルドパリやファセットの方がリズレよりも多く出回っており、選択肢も豊富です。コメ兵のウェブサイトでは、クルドパリのリングが複数のサイズやカラーバリエーションで販売されているのに対し、リズレは限られた数しか販売されていません。
予算や用途に応じて、これらのコレクションの中から自分に合ったものを選ぶことができるでしょう。ブシュロンの中古ジュエリーは、どのコレクションも品質が高く、長く愛用できるアイテムばかりです。
ブシュロン リズレのブラックラッカーは経年劣化に注意が必要
ブシュロン リズレコレクションの特徴的な要素であるブラックラッカーは、美しさの反面、経年劣化に注意が必要な部分でもあります。中古品を購入する際は、このブラックラッカーの状態を特に注意深くチェックすることをおすすめします。
ラッカーは基本的に樹脂製の塗料であり、時間の経過とともにひび割れや剥がれが生じる可能性があります。特に頻繁に使用するリングの場合、水や化学物質(洗剤、香水など)との接触によってダメージを受けやすくなります。
中古市場のリズレコレクションは、「中古品A」や「美品」とランク付けされているものが多く、これらは基本的にブラックラッカーにも大きなダメージがないことを意味します。しかし、目に見えない微細なひび割れが潜んでいる可能性もあるため、可能であれば実物を確認することをおすすめします。
銀蔵オンラインの商品説明では、「ブラックラッカー加工の為、洗浄のみとなっております。スリキズがございます。」といった記載がある場合もあります。これは、通常の中古ジュエリーで行われる「新品仕上げ(磨き)」がブラックラッカーには適用できないことを示しています。
ブラックラッカーのメンテナンス方法としては、水や化学物質との接触を避け、柔らかい布で優しく拭くだけにとどめるのが基本です。強い力でこすったり、アルコールや溶剤を使用したりすると、ラッカーが損傷する恐れがあります。
もし経年や使用によってブラックラッカーに問題が生じた場合、ブシュロンの正規店でメンテナンスを依頼することができます。ただし、修理費用は高額になる可能性があり、また元の状態と完全に同じになるとは限らない点にも留意が必要です。
ブシュロン キャトルと比較すると、リズレはよりエレガントで上品な印象
ブシュロンの人気コレクションであるキャトル(Quatre)とリズレを比較すると、デザインコンセプトや印象に大きな違いがあります。
キャトルは「4」をテーマにしたコレクションで、4種類の異なるゴールド(ホワイトゴールド、イエローゴールド、ピンクゴールド、ブラウンPVDコーティング)を重ねたデザインが特徴的です。カジュアルからフォーマルまで幅広く使えるバンドデザインで、特に結婚指輪としても人気があります。
一方、リズレはパリ・ヴァンドーム広場の八角形をモチーフにした、よりエレガントで上品なデザインです。エメラルドカットのダイヤモンドとブラックラッカーの組み合わせは、シックでありながらも華やかさを持ち合わせています。
価格帯を比較すると、キャトルの方がやや手頃な傾向にあります。キャトル ブラック エディション リング スモールは新品で約127万円、中古では90万円前後で取引されているケースがあります。一方、リズレ ソリテール リングは新品で約122万円、中古でも60〜90万円程度と、キャトルとやや近い価格帯となっています。
デザインの汎用性という点では、キャトルは様々なスタイルに合わせやすく、日常使いしやすいデザインとなっています。一方、リズレはやや格式高い印象で、特別な場面やエレガントなスタイルに合わせるのに適しています。
中古市場での入手しやすさという観点では、キャトルの方が比較的多く流通しており、選択肢も豊富です。特にブラックエディションは人気が高く、コメ兵などの中古ブランド店でも取り扱いが見られます。
どちらも素晴らしいコレクションですが、よりカジュアルで普段使いできるジュエリーを探している方にはキャトル、特別な場面で映えるエレガントなジュエリーを探している方にはリズレがおすすめと言えるでしょう。

まとめ:ブシュロン リズレ中古品は希少性が高く価値を維持しやすい特別なジュエリー
最後に記事のポイントをまとめます。
- ブシュロン リズレはパリ・ヴァンドーム広場の八角形をモチーフにした希少価値の高いコレクション
- エメラルドカットダイヤモンドとブラックラッカーのコントラストが特徴的
- 中古市場では新品価格の70〜80%程度で取引されることが多い
- コメ兵や銀蔵などの老舗中古ブランド店で購入するのが安心
- 鑑定書や付属品(ブシュロンのオリジナルボックス、ギャランティカード)の有無を確認することが重要
- ブラックラッカーの状態は特にチェックすべきポイント
- リング、ペンダント、ピアスの3種類が基本ラインナップ
- 発売当初からコロナ禍の影響で生産・入荷数が少なく希少性が高い
- 2022年の値上げ前に購入された中古品は現在の新品価格と比較すると割安かもしれない
- セルパンボエムと比較するとモダンでアールデコ調のデザイン
- クルドパリやファセットより高価だがラグジュアリー感が高い
- キャトルより特別感のあるデザインで特別な場面に適したジュエリー